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PRESS - 2025.02.07

Bloom Now|春の訪れを祝う、名作と出会うアートオークション -目覚めの季節に、世界を彩るアートが集結-

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2025年3月8日(土)、東京国際フォーラムにて「第70回SBIアートオークション|Bloom Now」を開催いたします。オークションタイトルを新たに「Bloom Now」とし、国内外の巨匠から現代の気鋭アーティストまで、アートシーンを彩る名作が一堂に集います。春の訪れとともに、心躍るアート作品との出会いをお楽しみください。

今回のオークションには、奈良美智の《The Little Thinker (No. YNF5386)》が登場します。奈良の作品は、少女像が特徴的ですが、本作では少女が思索にふけるような表情を浮かべつつ、穏やかな微笑みをたたえている点が印象的です。幼少期の記憶や感情を想起させるような奈良の作品は、国内外で高い評価を得ており、本作もまた必見の一作です。また、今回登場する草間彌生の《かぼちゃ》は、白黒のモノトーンで描かれたアクリルのキャンヴァス作品で、本オークションのトップロット(当該セールの中で最も高い落札予想価格(エスティメート)が設定されたロット)となります。一方、韓国と日本の戦後美術を代表するアーティストの一人、李禹煥の《With Winds》は、昨年10月のオークションでも登場した作家の代表的なシリーズの一つです。本作はF30 号の横型作品となり、限られた色調ながら、力強い筆致が印象的な一作です。

また、今回のオークションは写真作品も充実しており、そのなかでも注目はアンドレアス・グルスキーの《Em Arena II, Amsterdam》です。まるで絵画のように壮大でありながら細部まで綿密に計算された構図が、圧倒的なインパクトを与えます。このほか、リチャード・アヴェドンの《Nastassja Kinski and the Serpent, Los Angeles, California, June 14》も出品されます。

人気の高い作家の作品としては、加藤泉の彫刻作品が登場。葉のシルエットや生命の原点を思わせるフォルムが特徴的で、観る者に原始的なエネルギーを感じさせます。そのほか、ロッカクアヤコの《Untitled》は、作家の代表的な少女のモチーフを、赤を基調とした背景に描いた作品で、華やかな色彩のなかに神妙な表情を浮かべる少女は、人々の興味を誘います。さらに、日本画の伝統を現代に昇華させた千住博の《ウォーターフォール》も注目作品の一つです。滝の流れの描写を通じて感じる水の動き「動」と、画面全体を覆うような静けさ「静」が美しさを織りなします。ストリートアートから現代アートへと作品を昇華させたジャン・ミッシェル・バスキアの《Cabeza, from Portfolio II》。見開かれた目、長く伸ばして描かれたような首や他に比べ細かく描かれた口元などを持つ画面中央に描かれた人物像は、作家特有のビビットな色使いを背に、抽象的でありながらも人々の注目を惹きつけます。
春の訪れを、心躍らせるアート作品とともに迎えるのはいかがでしょうか。また、本オークションは「Art Fair Tokyo」と同時開催となります。年に一度のアートの祭典と併せてお楽しみください。

実施概要
「第70回SBIアートオークション|Bloom Now」
オークション
・総出品数:93点
・日時:2025年3月8日(土)13:00-
・会場:東京国際フォーラムホールD5(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)

下見会
・日時:2025年3月6日(木)-3月8日(土)11:00-
・会場:東京国際フォーラムホールD7(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)

※会場、もしくは、電話、書面又はオンライン入札にてご参加ください。
※オークションの進行状況はYouTubeから視聴できます。
 YouTube Streaming:https://www.youtube.com/channel/UC32a7MUOI-xI1DY-CghG-KA
※詳細はウェブサイトをご確認ください。
 https://www.sbiartauction.co.jp/lp/2025_03_08/jp/(2025年2月14日(金)公開予定)

■出品作品ハイライト 
※オンラインカタログ(2025年2月14日(金)公開予定)https://www.sbiartauction.co.jp/auction/catalogue/128


■SBIアートオークションとは

20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。(※)2025年1月現在

■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
購入方法詳細:https://www.sbiartauction.co.jp/buy-sell/buy/

■今後のオークションスケジュール(予定)
第71回 SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION
開催日:2025年4月11日(金)、12日(土)

第72回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART
開催日:2025年5月23日(金)、24日(土)

■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。

会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日
HP:https://www.sbiartauction.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/sbiartauction/
※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。



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PRESS - 2025.01.23

新年の始まりをアートで彩る、東京で訪れるべきアートスポット7選 -2025年1月-

今年も、国内外のアーティストによる作品を、さまざまな形で鑑賞・体験できる美術展やイベントが目白押しです。2025年の始まりをアートで彩るのはいかがでしょうか。

今回は、「伝統技術とアートの融合 -時代を超えて輝く表現の再解釈-」と「現代技術の賜物 -新時代が切り拓くアートの可能性-」の2つのテーマに着目してセレクトした美術展やイベントを紹介いたします。古くから人々の暮らしや文化に根付いてきた伝統的な技術が現代のアートにどのような息吹を吹き込んでいるのか、また科学技術の進化による芸術表現への影響を感じ取ることができるでしょう。

国立西洋美術館で開催中の「モネ 睡蓮のとき」は、世界で愛される印象派を代表する画家クロード・モネが、独特のスタイルで織りなした光と自然の世界を体験できます。渋谷区立松濤美術館では、「須田悦弘」展が開催されており、普段の生活のなかで触れ合うような自然物をモチーフに細部まで彫り込まれた彫刻作品が見る者を驚かせます。都内では希少な自然環境にあり建物自体も国の重要文化財に指定されている東京都庭園美術館では、「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」展が開催。長い間人々の生活の一部となってきた鉄やガラスなどを使用して制作を行うアーティストたちに着目しています。

デジタルメディアから取得したデータをアプリで加工・構成した下図をもとに油彩で描くスタイルが特徴的な今津景。東京オペラシティアートギャラリー「今津景 タナ・アイル」展とUESHIMA MUSEUM ANNEX「今津景展」を通じて、その表現に浸ることができるほか、東京都現代美術館では、世界的に有名な音楽家・アーティストであり、マルチメディアを駆使したライブインスタレーションなども制作した坂本龍一の大規模個展「坂本龍一|音を視る 時を聴く」が開催。現代アートの優品が揃う弊社オークションと併せて、是非巡っていただきたい展示が勢ぞろいです。

目次
1. 「伝統技術とアートの融合-時代を超えて輝く表現の再解釈-」
 1) 国立西洋美術館「モネ 睡蓮のとき」
 2) 渋谷区立松濤美術館「須田悦弘」展
 3) 東京都庭園美術館「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」

2. 「現代技術の賜物 -新時代が切り拓くアートの可能性-」
 1) 東京オペラシティアートギャラリー「今津景 タナ・アイル」
 2) UESHIMA MUSEUM ANNEX 「今津景展」
 3) 東京都現代美術館「坂本龍一|音を視る 時を聴く」
 4) SBIアートオークション「第69回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」

1. 「伝統技術とアートの融合-時代を超えて輝く表現の再解釈-」
古くから人々の暮らしや文化に根付いてきた伝統的な技術が、現代のアートにどのように息吹を吹き込んでいるかが伝わるような展覧会を紹介いたします。油絵や木彫り、建築、さらには鉄やガラスなどの素材を用いたクラシカルな技術は、単なる技法を超え、芸術家たちの個性や時代の感性と結びつくことで、新たな価値を生み出しています。

1) 国立西洋美術館「モネ 睡蓮のとき」(2024年10月5日(土)-2025年2月11日(火・祝))


2024年10月から国立西洋美術館では、「モネ 睡蓮のとき」が開催されています。日本でも人気が高い印象派を代表するクロード・モネの大規模個展である本展覧会は、世界最大級のモネ・コレクションを誇るパリのマルモッタン・モネ美術館所蔵の日本初公開作品を含む約50点と日本国内で所蔵されている名画を集結させた充実のラインナップです。ロンドンの街並みやセーヌ河の作品群の後、「睡蓮」を主題として水と花々を描き始め、多くの困難を経て、睡蓮の池を描いた巨大パネルで部屋を覆うという画家の計画であった「大装飾画(Grande Décoration)」の制作時代へと移り変わります。晩年には白内障の症状により色覚の変化が生じながらも、その制作衝動の強さや経験に裏打ちされた色彩感覚、実験精神を感じる作品群が展示されています。数々の困難を前に活動を止めることがなかったモネが油彩画を通して表現した世界は、彼の生きた時代にすでに確立された絵画技法への力強い挑戦でもありながらも、「色彩の交響曲」と言えるそのたゆたう睡蓮の池の水面や自然は、今日を生きる人々にとっても想いを馳せる拠り所となり続けています。

2) 渋谷区立松濤美術館「須田悦弘」展(2024年11月30日(土)-2025年2月2日(日))

左:須田悦弘 《スズメウリ》 2024年 木に彩色 作家蔵 ©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi
中央:須田悦弘《東京インスタレイシヨン》(部分)1994年 ミクストメディア 山梨県立美術館寄託 ©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi
右:須田悦弘《ガーベラ》1997年 木に彩色 東京都現代美術館蔵 賛美小舎 上田國昭氏・上田克子氏寄贈 撮影:田中俊司 ©Suda Yoshihiro / Courtesy of Gallery Koyanagi

2024年11月30日から渋谷区立松濤美術館で開催されている「須田悦弘」展は、日常の草花や雑草を驚くほど精巧に彫り上げた木彫作品を通じて、自然とアートが交錯する特別な体験を提供します。須田の作品は本物そっくりの植物を実物大で再現し、それを思いがけない場所にそっとすることで、空間と一体化した独自の世界を作り出します。今回の展覧会では、須田の初期作品やドローイング、さらには古美術品の欠損部分を補う「補作」作品までを展示。この機会にしか見られない卒業制作の再現展示も注目です。松濤美術館は、「哲学の建築家」と言われる白井晟一の設計によるユニークな建築で、曲線を多用した展示空間に配置された須田の作品は、訪れる人々に静謐で詩的な体験をもたらします。

静かに置かれた作品を探し出したとき、周囲の景色が変わって見える体験を味わうことができます。

3) 東京都庭園美術館「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」(2024年11月30日(土)-2025年2月16日(日)

左上部:東京都庭園美術館 本館 正面玄関
左下部:東京都庭園美術館 本館 大客室と香水塔
中央:青木野枝《微塵》2020年 gallery21yo-j (東京)展示風景 ©Noe Aoki, courtesy of ANOMALY(撮影:山本糾)
右:三嶋りつ惠《VENERE》2023年 UESHIMA MUSEUM COLLECTION(撮影:Francesco Barasciutti)

東京都庭園美術館では、「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」が開催中です。降り注ぐ太陽の光、穏やかな月明かり。私たちの日常はさまざまな光との出会いに彩られています。この展覧会では、現代美術の第一線で活躍する青木野枝と三嶋りつ惠の作品が、鉄とガラスという古くから人間の世界に存在し続けている素材を使用し、アール・デコ様式の装飾空間を舞台に新たな輝きを放ちます。二人はこの場所を訪れ、空間と対話を重ね、この展覧会のためだけの展示プランを構成しました。青木は、鉄が溶断するときに見せる内部の「透明な光」からインスピレーションを受け、この重い素材が持つ光に向き合い続けてきました。一方、三嶋は透明なガラスを通して「光の輪郭」を表現しようと試みてきました。昼は自然光が差し込み、夕暮れには暖かな室内照明が灯り、光の移ろいが作り出す空間のなかで、それぞれの素材とそれぞれの「光」への意識や向き合い方が表現された作品が展示され、瞬間の美を魅せます。

歴史と現代、鉄とガラス、作家と空間が交差するこの展覧会は、光の芸術を通じて私たちの感覚を新たな世界へと誘います。


2. 「現代技術の賜物 -新時代が切り拓くアートの可能性-」
科学技術の進化は、芸術表現にも新たな地平をもたらしています。デジタルツール、AI、VR、3Dプリント、音響技術といった現代の技術は、これまで不可能だったアートの実現や、新しい視点・体験の創出を可能にしています。本特集では、現代技術がアートに与える影響とその未来像に迫り、「今だからこそ生まれるアートの表現性」を深く掘り下げます。伝統と現代の狭間で生まれる新たな創造を通じて、技術と芸術の交差点を探ります。

1) 東京オペラシティアートギャラリー「今津景 タナ・アイル」(2025年1月11日(土)-3月23日(日))

左上:「unearth」ROH (インドネシア) 展示風景 2023 courtesy of The Artist and ROH
左下:《When Facing the Mud(Response of Shrimp Farmers in Sidoarjo)》油彩、アクリル、泥、UVプリント、キャンバス 194×388 cm 2022 個人蔵 courtesy of The Artist and ROH
中央:《Decoupling》2016 油彩、キャンバス 116×80 cm 個人蔵 courtesy of The Artist and ANOMALY
右:《Last Universal Common Ancestor》2022 油彩、キャンバス 201×135.5 cm Obayashi Collection courtesy of The Artist and ANOMALY

2025年1月11日から東京オペラシティアートギャラリーで開催されている今津景「タナ・アイル」展。今津は、2017年よりインドネシアのバンドンに制作・生活の拠点を移し、インドネシアの都市開発や環境汚染などの事象を自分自身で調べ、時には自らそれらの地に足を運び、その経験をもとに制作を行うスタイルへと移行しています。今津は、デジタルアーカイブやインターネット上の画像を取り入れ、それらをコンピューターアプリケーションで独自に加工した上で、油彩でキャンバスに描く、伝統的な技法と現代的な技術を組み合わせた独自のスタイルで作品を制作しています。また、現在起きている出来事だけでなく、過去の神話や歴史、生物の進化などの画像データなどを組み合わせることで、複数の時間軸やテーマを重ね合わせた作品が生まれ、現代社会が抱える問題を普遍的な視点から問いかけています。本展では平面作品だけでなく、3Dプリンターを活用した巨大彫刻やインスタレーション、そしてインドネシアの歴史や自然環境をテーマにした新作も公開され、今津の多彩な創作世界を体感できます。

展覧会タイトル「タナ・アイル」はインドネシア語で「土」と「水」を意味し、「故郷」を象徴する言葉です。今津にとって、現在暮らしているインドネシアと自身のルーツがある日本の二つの故郷、そしてそこでの経験に基づいて制作された作品群は、鑑賞者にも自らの生きる場所について考えさせるきっかけを提供します。

現代社会の課題と個人の視点が交差する今津景の作品群。ぜひ会場でその壮大なビジョンを体験し、私たちの生きる世界を再発見してください。

2) UESHIMA MUSEUM ANNEX「今津景展」(2025年1月15日(水)-2025年3月末日)

左:「今津景展」エキシビションポスター
左:UESHIMA MUSEUM ANNEX「今津景展」展示風景

昨年6月に渋谷教育学園内にオープンしたUESHIMA MUSEUM(本館)に続き、2025年1月にUESHIMA MUSEUM ANNEX がオープンしました。このAnnex館では2025年1月15日から「今津景展」が開催されています。国内でも有数の大規模なコレクションを有するUESHIMA MUSEUM COLLECTIONは、同時代性をテーマに集められた多様な作品を有しており、先に触れた東京都庭園美術館へも三嶋りつ惠の《VENERE》(2023年)を貸出しています。本展では同コレクションが所蔵する12点の今津作品が一堂に会し、特に2019年制作の大作《生き残る》が注目の的となっています。

今津景は、インターネット上で収集した多様なイメージをデジタル編集し、それを基に油彩で描く独自の手法で知られています。デジタル編集の過程で生じるバグやグリッチといった偶発的な要素も作品に取り入れ、伝統的な絵画技法では得られない視覚体験を提供します。このようにして生まれる作品は、絵画とデジタルの境界を超え、鑑賞者に新たな視点を提示します。

本展は、2000年代後半から現在までの約20年間にわたる今津のキャリアを概観する構成となっています。日本からインドネシア・バンドゥンへの拠点移動や、出産・育児といった個人的な経験が、作品のテーマやモチーフに大きな影響を与えているであろうことが、各時代の作品の変遷を通じて感じ取ることができます。

3) 東京都現代美術館「坂本龍一|音を視る 時を聴く」(2024年12月21日(土)-2025年3月30日(日))

左:「坂本龍一|音を視る 時を聴く」展 ポスタービジュアル
中央上:「坂本龍一|音を視る 時を聴く」東京都現代美術館、2024年 坂本龍一+高谷史郎《async–immersion tokyo》2024年 ©2024 KAB Inc. 撮影:浅野豪
中央下:田中泯 場踊りat 坂本龍一+中谷芙二子+高谷史郎《LIFE−WELL TOKYO》霧の彫刻 #47662 Photo: 平間至
右:「坂本龍一|音を視る 時を聴く」東京都現代美術館、2024年 坂本龍一×岩井俊雄《Music Plays Images X Images Play Music》1996–1997/2024 ©2024 KAB Inc. 撮影:丸尾隆一

2024年12月21日(土)より東京都現代美術館で開催されている、「坂本龍一|音を視る 時を聴く」展は、日本が誇る音楽家であり、アーティストであった坂本龍一の芸術的探求を包括的に体感できる展覧会です。坂本の没後、日本では初めてとなる大規模な個展であり、音楽と美術を融合させた新たな体験が広がります。

坂本は、その多様な表現活動で知られており、マルチメディアを駆使したライブパフォーマンスや2000年以降に始まった「音」を展示空間に立体的に設置する表現方法の探求など、多彩な創作活動を実施しました。本展では、彼の50年以上に渡る活動のなかで、関心の対象としてあった「音」と「時間」をテーマにした、未発表の新作や代表作など、没入型・体験型のサウンド・インスタレーション作品約10点が披露されます。

音楽と視覚、時間と空間が交錯するこの展覧会は、従来の枠を超えた芸術体験を提供しています。坂本龍一が追求した「音を視る」、「時を聴く」世界を、ぜひ体感してください。

4) SBIアートオークション「第69回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」(2025年1月25日(土)-1月26日(日))

Courtesy of SBI Art Auction

SBIアートオークションは、2025年1月25日(土)及び26日(日)に、代官山ヒルサイドフォーラムにて「第69回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART」を開催。新しい年の幕開けにふさわしい、国内外で注目を集める巨匠から新進気鋭のアーティストまで、幅広いラインナップが揃ったオークションとなります。

抽象絵画の先駆者であり、幾何学的な構成と独特の色彩感覚が特徴的な山口長男の《小さい窓》は、筆致の力強さやモダンアートの潮流の一つとしての作家の表現性が見て取れ、今回のオークションカタログの表紙を飾りました。草間彌生の代名詞とも言える南瓜がモチーフのアクリル画やブロンズ・ラメのシルクスクリーンのほか、草間に並び海外からの人気も絶えない奈良美智の16点組のプリント作品など珍しい作品群が集結しました。

海外からは、ドイツの現代アートを代表するゲルハルト・リヒターの作品が登場し、具象と抽象を巧みに融合させた表現、光と色彩の深い研究が反映され、抽象画の中に詩的な美しさが宿ります。一方、抽象画が流行した1950年代のアメリカで、具象表現と大胆な色彩でその存在を世に示したアレックス・カッツ、ポップアートの代表的な画家の一人であるアンディ・ウォーホル、アジアからは韓国と日本の戦後美術を代表する作家の一人である李禹煥らの作品も登場します。また、巨匠だけでなく若手作家の作品も充実しており、少女のモチーフと鮮やかな色彩、筆ではなく画家自身の手を使い描かれる独特の表現が特徴的なロッカクアヤコや新進気鋭の作家として学生時代から注目を集める友沢こたおの作品も注目です。

新年の始まりに珠玉のアート作品と触れ合い、芸術が持つ力を実感するのはいかがでしょうか。オークションは土日開催となり、下見会期間も延長されます。普段ご参加が難しい方もこの機会にぜひオークションハウスならではのラインナップをご覧ください。



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PRESS - 2025.01.17

昨年を上回り、自社歴代2位の成績を記録。落札率平均90%超を維持。 2024年の活動を振り返るアニュアルレポートを公開

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2025年1月17日(金)に、2024年の活動を振り返るアニュアルレポートをウェブサイト上で公開いたしました。

2024年、当社は計7回のオークションを開催し、アートコレクターや愛好家をはじめ皆様からの多大かつ継続的なご関心を賜り、オークション事業開始以来歴代2位だった昨年の成績を上回る落札総額60.1億円を記録いたしました。また、本年は他分野の外部企業様とのコラボレーション企画のほか、当社にとって初めて海外での巡回下見会を韓国・ソウル特別市にて開催し、より国際的なオークションハウスを目指した飛躍の年となりました。なお、海外巡回下見会については、会場であるART CHOSUNのプラットフォームにて下見会の様子をお伝えする動画が公開予定ですので、ご期待ください。

本レポートは、いくつかの角度から当社の活動を紐解き、日本のアートマーケットの一端を提示するものです。今回、新たな試みとして、2024年に当社での取り扱いが豊富だった作家の一人である草間彌生に着目し、当社取扱い作品を中心に見ていくことで、作家のマーケットにおける立ち位置に迫ります。

今年のオークションデータ以外にも、昨年開催されたイベントの様子なども含めた盛りだくさんな内容となっております。ぜひご覧ください。

■2024年レポート
【目次】
はじめに
サマリー
開催概要と実績
参加者動向
クローズアップ:草間
2024年の主なイベント
2025年上半期スケジュール

【公開日】
2025年1月17日(金)

【掲載場所】
当社ウェブサイト:https://www.sbiartauction.co.jp/news/article/127

■SBIアートオークションとは


20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。(※)2025年1月現在
Instagram:https://www.instagram.com/sbiartauction/

■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
購入方法詳細:https://www.sbiartauction.co.jp/buy-sell/buy/

■今後のオークションスケジュール(予定)
第69回 SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art
開催日:2025年1月25日(土)、26日(日)

第70回SBIアートオークション|Bloom Now
開催日:2025年3月8日(土)

■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。

会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日
HP:https://www.sbiartauction.co.jp/

※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。

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PRESS - 2025.01.17

Report

過去のレポートをご覧いただけます。



2024年
サマリー
・2024年の総落札額は60.1億円を記録し、当社の歴代実績において2位となる好成績を記録
・年間を通じて開催した7回のオークションすべてにおいて90%以上という卓越した落札率を達成し、安定した成約力を実証
・当社オークション史上初めて、単一作品の落札価格が2億円を超える記録を樹立し、特に草間彌生作品においては、質・量ともに充実した出品が相次ぎ、セールス全体を大きく牽引
・落札額ベースでの国内外比率がほぼ同等となり、海外コレクターの強い購買意欲が顕在化
・アートと異なるジャンルとのコラボレーションや、初の海外巡回下見会の実施など、革新的な施策に積極的に挑戦。新たな価値創造に向けた取り組みを展開



レポート全文(PDF)



2023年
サマリー
・計7回のオークションで落札総額は52.0億円、オークション事業開始以来歴代2位の成績。不安定な市況の中にあって、高水準の平均落札率を維持
・セール形式を問わず昨年並みの参加者数を記録。落札者の国際性の高さ、年代の幅広さも健在
・揺るぎない存在感を示す草間・村上・奈良の3作家に留まらず、日本の美術史を形作ってきた作品から、同時代の作品をひろくご紹介し、好評を博した


レポート全文(PDF)




2022年
サマリー
・前年比の1.5倍となる落札総額69.3億円を記録
・オンライン配信型セールが定着
・落札価格帯ボリュームゾーンの上昇変化
・若年層コレクターのプレゼンスの高まり


レポート全文(PDF)

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PRESS - 2025.01.06

2025年、新年の幕開けに芸術鑑賞 時代を映す名作が一堂に集合

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2025年1月25日(土)及び26日(日)に、代官山ヒルサイドフォーラムにて「第69回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART」を開催いたします。新しい年の幕開けにふさわしい、国内外で注目を集める巨匠から新進気鋭のアーティストまで、幅広いラインナップとなりました。

 抽象絵画の先駆者であり、幾何学的な構成と独特の色彩感覚が特徴的な山口長男の《小さい窓》は、筆致の力強さやモダンアートの潮流の一つとしての作家の表現性が見て取れます。草間彌生の代名詞とも言える南瓜がモチーフのアクリル画やブロンズ・ラメのシルクスクリーン、そして草間に並び海外からの人気も絶えない奈良美智の作品は、セラミックの彫刻作品《火の山 (No. YNF5387)》をはじめ、16点組のプリント作品など珍しい作品群が揃いました。

 海外からは、ドイツの現代アートを代表するゲルハルト・リヒターの《Haggadah (P2)》が登場。具象と抽象を巧みに融合させた表現、光と色彩の深い研究が反映され、抽象画の中に詩的な美しさが宿ります。一方、抽象画が流行した1950年代のアメリカで、具象表現と大胆な色彩でその存在を世に示したアレックス・カッツの作品《Red Coat (Cantz 164)》は、赤色の持つ力強さとカッツ特有の大胆な構図が特徴的で、ミニマルでモダンな肖像画や風景画は新年の空気を鮮やかに彩ります。また、アンディ・ウォーホルによる小説家フランツ・カフカの肖像のシルクスクリーンは、何色もの異なる青色が爽やかさを感じさせます。韓国と日本の戦後美術を代表する作家の一人である李禹煥の「Dialogue(対話)」シリーズは、見る者に余白の存在を強く認識させるとともに、シンプルでありながら立体的な存在感を持ちます。

 巨匠だけでなく若手作家の作品も充実。ロッカクアヤコの《Untitled》は、少女と花が白地の背景に描かれ、作家の作品で多く見られる画面を埋めるような鮮やかな表現とはまた一味違う作風を感じられます。新進気鋭の作家として学生時代から注目を集める友沢こたおの作品は、幼児のような顔に纏わりつくスライムが対照的な印象を与えます。

 新年の門出に珠玉のアート作品と触れ合い、芸術が持つ力を実感するのはいかがでしょうか。本オークションは土日開催となり、下見会期間も延長されます。普段ご参加が難しい方もこの機会にぜひお立ち寄りください。一人でも多くの方がお気に入りの作品と出会える機会を提供できるよう、本年も邁進してまいります。


■実施概要
「第69回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART」
総出品数:408点
エスティメート下値総額:351,540,000円(予定)

【オークション】
2025年1月25日(土)、26日(日)いずれも12:00-

【下見会】
日程:2025年1月22日(水)-1月26日(日)
会場:ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階)

※会場、もしくは、電話、書面又はオンライン入札にてご参加ください。
※オークションの進行状況はYouTubeから視聴できます。
 YouTube Streaming:https://www.youtube.com/channel/UC32a7MUOI-xI1DY-CghG-KA
※詳細はウェブサイトをご確認ください。
 https://www.sbiartauction.co.jp/lp/2025_01_26/jp/(2025年1月6日(月)公開予定)


■出品作品ハイライト 
※オンラインカタログ(1月6日(月)公開予定)https://www.sbiartauction.co.jp/auction/catalogue/127



■SBIアートオークションとは


20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。
(※)2024年7月現在
Instagram:https://www.instagram.com/sbiartauction/
 
■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
購入方法詳細:https://www.sbiartauction.co.jp/buy-sell/buy/
 
■今後のオークションスケジュール(予定)
第70回SBIアートオークション|Bloom Now
開催日:2025年3月8日(土)
開催場所:東京国際フォーラム
 
■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。
会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日
HP: https://www.sbiartauction.co.jp/
※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。

問合せ先 
SBIアートオークション株式会社 
広報担当 加来・岡村・鈴木
〒135-0063 東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
Tel. 03-3527-6692  
Fax. 03-3529-0777  
Mail. ArtAuction@sbigroup.co.jp  
Web. www.sbiartauction.co.jp

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PRESS - 2024.10.16

アートパラ深川おしゃべりな芸術祭にメインパートナーとして協賛

アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2024 協賛のお知らせ

SBIアートオークション株式会社は、まだ世の中に知られていないアーティストに光をあて、障がいのあるアーティストが描くアートの魅力と価値を社会に伝える『アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2024』(以下略称:アートパラ深川)のメインパートナー企業として、2022年より協賛をしております。
アートパラ深川は、障がいのあるアーティストの作品で街全体を美術館にするというコンセプトの市民芸術祭で、10月19日(土)~27日(日)の9日間、江東区【門前仲町・清澄白河・森下・豊洲】で開催されます。
今年は2年に一度の全国公募展「アートパラ深川大賞2024」が開催され、約950点の個性あふれる作品の応募の中から厳正なる審査の結果、約160点が入選作品(このうち入賞作品は45点)に選ばれました。入選作品の中から「SBIアートオークション賞」も選定させて頂いております。
アートの力が人々を引き寄せ、おしゃべりを楽しみ、お互いを認め合い、そして支え合う。「共に生きる」社会を目指す手作りの芸術祭をぜひお楽しみください。

芸術祭公式サイトはこちら

芸術祭に関するお問い合わせ先
〒135-0045 東京都江東区古石場 3-11-17 福島デザイン内
アートパラ深川おしゃべりな芸術祭実行委員会
TEL:03-4400-9298[月・木・金 10:00~16:00]
Email : info@artpara-fukagawa.tokyo

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PRESS - 2024.09.27

2024年最後のオークションを彩る多才なアーティストたち 国内、海外のアーティストを問わず希少な作品が集結

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2024年10月25日(金)及び26日(土)に、代官山ヒルサイドフォーラムにて「第68回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART」を開催いたします。今回のオークションは、2024年最後のオークションとなり、東京での下見会に先立ち10月初めには韓国・ソウルで弊社初の試みとなる海外巡回下見会を控えています。
本セールでは、世代やジャンルを超え、アートマーケットの重層性を垣間見せる豊富な作品が揃いました。時代を牽引するアーティストとして国際的な人気を誇る草間彌生の人気シリーズのかぼちゃのキャンヴァス作品群に加え、彼女の作品の象徴的なモチーフである網を描いた《Infinity Nets》も登場いたします。その一方で、麻布の裏面から油絵具を裏ごすことで新たな質感を生み出す「接合」シリーズにより物質性を追求した韓国の単色画運動を代表する作家・河鍾賢(ハ・ジョンヒョン)の長辺2m以上の超大型作品《接合 91 – 23/CONJUNCTION 91 – 23》が圧倒的な存在感を放ちます。7月セールでの緊張感ある入札競争が記憶に新しいもの派の関根伸夫の作品《空の台座》は、東京都庁ふれあいモールのパブリックアートとしても知られている同名の彫刻作品と同じモチーフを利用しています。そのほか欧米からは、ストリート、グラフィティ文化を起点に活動を始め、アメリカの抽象表現主義の流れを継承しているアーティストであるホセ・パルラや、多様なメディウムを使用し、アメリカの歴史、文学、社会などをテーマに制作、活動を進めているグレン・ライゴンなどのほか、ポップアートを代表するアンディ・ウォーホルのこれまた象徴ともいえる《Marilyn Monroe (F. & S. Ⅱ.26) 》は、淡い色彩にビビッドなピンクが彩りを放ちます。
2024年9月30日(月)から10月6日(日)まで、弊社の初の試みとなる海外会場での下見会「Early Highlight Viewing in Seoul」が開催されます。各種レセプションやアートツアーなどのイベントへの参加登録も受け付けておりますので、是非ご参加ください。東京下見会での情報も随時発信していきますので、こちらもお見逃しのないようお願いいたします。

■実施概要
「第68回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART」
総出品数:308点
エスティメート下値総額:1,040,510,000円(予定)

【オークション(東京で実施)】
2024年10月25日(金)13:00-
2024年10月26日(土)13:00-

【下見会(東京で実施)】(予定)
日程:2024年10月23日(水)-10月26日(土)
会場:ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階)

※会場、もしくは、電話、書面又はオンライン入札にてご参加ください。
※オークションの進行状況はYouTubeから視聴できます。
YouTube Streaming:https://www.youtube.com/channel/UC32a7MUOI-xI1DY-CghG-KA
※詳細はウェブサイトをご確認ください。
海外巡回下見会特設サイト:https://www.sbiartauction.co.jp/lp/2024_10_26/event/jp/
10月セールウェブサイト(10月7日(月)公開予定):https://www.sbiartauction.co.jp/lp/2024_10_26/jp/

■出品作品ハイライト 
※オンラインカタログ(10月7日(月)公開予定)https://www.sbiartauction.co.jp/auction/catalogue/126 



■SBIアートオークションとは


20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。
(※)2024年7月現在
Instagram:https://www.instagram.com/sbiartauction/
 
■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
購入方法詳細:https://www.sbiartauction.co.jp/buy-sell/buy/
 
■今後のオークションスケジュール(予定)
第69回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART
開催日:2025年1月25日(土)、26日(日)
出品締切:2024年11月18日(月)
 
■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。
会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日
HP: https://www.sbiartauction.co.jp/
※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。

問合せ先 
SBIアートオークション株式会社 
広報担当 加来・岡村・鈴木
〒135-0063 東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
Tel. 03-3527-6692  
Fax. 03-3529-0777  
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PRESS - 2024.09.26

この秋、東京で訪れるべきアートスポット7選 -2024年秋-

秋が訪れ、紅葉も始まるこの季節の東京で、アートに触れてみるのはいかがでしょうか。夏に続き、国内外から多彩なアーティストたちの作品が集まり、感性を揺さぶる展覧会やイベントが盛りだくさんとなっております。この時期にぜひ訪れたいアートスポットをいくつかご紹介します。
まず、森美術館では、六本木ヒルズを象徴する蜘蛛をモチーフとした大型彫刻作品《ママン》を制作したルイーズ・ブルジョワの個展「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」が開催され、21_21 DESIGN SIGHTの企画展「ゴミうんち展」では、人々の身近な廃棄物、排泄物に改めて向き合い、ゴミうんちという新しい概念をきっかけに世界の循環についての探究が行われます。さらに、今年で13回目を迎える「六本木アートナイト」は、近隣の美術館なども含め、街全体をアートの舞台に変え、幻想的な体験を提供します。続いて、東京国立近代美術館では「ハニワと土偶の近代」展が開催され、出土遺物への美的価値の発見から現代への影響を考察します。東京オペラシティアートギャラリーでは、戦後の「具体」活動を経て、舞台を移し、パリ、そして世界で活躍し続ける松谷武判の作品200点以上を集めた大規模個展「松谷武判 Takesada Matsutani」が開催されます。東京都写真美術館では、マグナム・フォトの正会員でもあるアレック・ソスの個展で、「部屋」をテーマにした、約60点の作品を紹介する「アレックス・ソス 部屋についての部屋」展が開催され、こちらも注目です。
美術展やアートイベントとは、また違う独特の臨場感を味わいたい方は、近現代アートを取り扱う国内最大規模のオークションハウスであるSBIアートオークションの「第68回SBI アートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART」をご覧になるのはいかがでしょうか。

1. 森美術館「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」(2024年9月25日-2025年1月19日)



右上画像:ルイーズ・ブルジョワ《カップル》2003年/撮影:Christopher Burke
© The Easton Foundation/Licensed by JASPAR, Tokyo, and VAGA at Artists Rights Society (ARS), New York
右下画像:ルイーズ・ブルジョワ《父の破壊》、1974年/所蔵:グレンストーン美術館(米国メリーランド州ポトマック)/撮影:Ron Amstutz
© The Easton Foundation/Licensed by JASPAR, Tokyo, and VAGA at Artists Rights Society (ARS), New York

2024年9月25日(水)から森美術館では「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」が開催されます。六本木ヒルズの代名詞とも言われる《ママン》の制作者として国内でも名高いブルジョワは、国際的に見ても20世紀を代表するアーティストの一人です。70年以上にわたるキャリアのなかで、その表現方法は留まることを知らず、インスタレーション、絵画、彫刻など多様な作品を残してきました。
幼少期の経験は、彼女にとってインスピレーションの源であり、内面の葛藤やトラウマを表現した作品は、その世界観で観る者を深く魅了します。セクシュアリティやジェンダーについても題材として多く取り上げていた彼女の作品は、フェミニズムの文脈でも語られることが多いと言えます。本展では、1998年以降に制作された日本初公開の作品や、アジア初公開となる約10点を含む初期絵画作品など、彼女の人生と芸術の変遷を辿ることができます。
日本では27年ぶりとなり、約100点の作品を含む国内最大規模となるブルジョワの個展をお見逃しなく。


2. 21_21 DESIGN SIGHT 企画展「ゴミうんち展」(2024年9月27日-2025年2月16日)

中央画像: マイク・ケリー「Life Cycles」
右画像: 松井利夫 「サイネンショー」/撮影:白石和弘

世界的な共通問題として掲げられている環境問題について、人間の生活に身近な廃棄物や排泄物の角度から「循環」をテーマに向き合う、「ゴミうんち展」が2024年9月27日(金)より21_21 DESIGN SIGHTにて開催されます。ほんの少し前まで生活の一部であった廃棄物や数秒前まで身体の一部であった排泄物が、生活や身体から離れた瞬間から消えゆくものかのように扱われているのが多くの人にとっての日常かもしれません。いわゆる自然界においてはそれらのゴミやうんちという概念が存在せず常に形を変え循環しています。一方で、人間界においてこれらの廃棄物や排泄物は、どこか見たくないものとして扱われ、その循環性については大きな社会問題として考えられてきました。展覧会ディレクターである竹内氏は、「この星の歴史は、生命による地球OSのアップデートの歴史だ。」と語ります。生命体の種類やそれぞれが持つ機能や性質により、世界は分解や生成を重ねながら地球OSを更新し続けてきました。人間は地球OSを更新できる唯一の存在でないものの、環境問題や社会問題を認識しながら現在進行形で起こっているOSの改変を捉え、自由に変える力を持ちます。このような力を持つ我々が自然の摂理を念頭におきながら、世界の循環に向き合う実験の場ともいえる本展をぜひお楽しみください。


3. 六本木アートナイト 2024(2024年9月27日-29日)



右上画像: メイメージダンス《沈黙の島―新たなる楽園―》2022 年/撮影:リュウ・チェンシャン(劉振祥)
右下画像:髙橋匡太《花のロンド》2018 年/撮影:村上美都

今年で13回目を迎える六本木アートナイトは、2024年9月27日(金)から3日間開催されます。今年は「都市とアートとミライのお祭り」をテーマに、美術館だけでなく六本木の街全体を取り込み、社会に於けるアートの可能性を発信します。また、今回から新たなプログラムとして、「RAN Picks」と「RAN Focus」を新設しました。前者は六本木アートナイトが注目するアーティストたちによる展示プログラム、後者は、特定の国や地域に着目するプログラムで、今年は台湾のアーティストがフォーカスされます。開催期間中には、六本木の各エリアでは、アーティストたちによる、パレード、パフォーマンス、インスタレーションや長期展示プログラムなど、イベントが目白押しとなっております。
夏の暑さも落ち着いてくるこの9月の終わりに、アートを楽しむ夜のお散歩に出かけてみるのはいかがでしょうか。


4. 東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」(2024年10月1日-12月22日)




右上画像:岡本太郎《犬の植木鉢》、1954年、滋賀県立陶芸の森陶芸館
右下画像:斎藤清《埴輪》、1953年、福島県立美術館/©Hisako Watanabe

出土遺物をテーマにした美術展、「ハニワと土偶の近代」展が2024年10月1日(火)より東京国立近代美術館にて開催されます。縄文時代の「土偶」、古墳時代の「ハニワ」と時代が錯誤しているこの展示タイトルに一見違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。実際にハニワや土偶などを展観するのではなく、近代以降の美術作品にモチーフとして登場する出土遺物のイメージを扱うものです。明治から現代まで、出土遺物に注がれた美的なまなざしを順に追っていくと、ハニワブームが先、その後に縄文ブームがやってくるという現象がみられることから、このような逆転したタイトルになっているようです。全4章で構成される展示では、明治時代前期の「好古家」と呼ばれる人たちの活躍までさかのぼり、昭和戦中期のハニワブーム、戦後の岡本太郎やイサム・ノグチといったアーティストによる出土遺物への再注目を検証し、「日本的なるもの」や「伝統」への探究が盛んに行われた時代のなかで「土」が持った意味や影響にも言及していきます。最後の章では締めくくりとして、1970年代以降、ハニワや土偶のイメージが大衆文化に波及する様を捉え、今日への繋がりを示します。
出土遺物と近代への繋がりを細かに追っていくこの展示は、自身の生活の意外な部分への繋がりを気づかせてくれるのかもしれません。


5. 東京オペラシティアートギャラリー「松谷武判 Takesada Matsutani」(2024年10月3日-12月17日)



右画像:パリ、バスティーユのアトリエにて制作中の松谷武判 2019 Photo: Michel Lunardelli


戦後を代表する美術運動の一つである「具体」での活動を経て、その後パリに渡り、世界を舞台に活躍し続ける松谷武判の作品200点以上が揃う大規模個展が東京オペラシティアートギャラリーにて「松谷武判 Takesada Matsutani」展が2024年10月3日(木)より開催されます。具体作家の第2世代として、当時の新素材であったビニール系接着剤(ボンド)を用いた作品は有機的なフォルムを纏ったレリーフ状の作品を生み出しました。それに続くパリ時代初期の作品としては、松谷が世界中のアーティストが集る版画工房「アトリエ17」に入門し、自身の制作活動を根底で導くモチーフに出会った頃の作品が出てきます。その他にも、制作活動のなかでも重要なポイントとなった、松谷の作品イメージとしても知られているであろう「黒」の世界が生まれるきっかけである、紙と鉛筆を使用し、制作行為の原点に戻りながら生み出した作品群も展示されます。その他、今まで公に出てこなかった希少な作品や未発表スケッチブックに描かれた日々のドローイング等、アーティストの制作背景を垣間見せるような展示となっております。
現在も活動を続ける日本の代表作家の一人である松谷の60年を超える制作活動の軌跡を一挙に見ることのできるこの貴重な機会をお見逃しなく。


6. 東京都写真美術館「アレック・ソス 部屋についての部屋」(2024年10月10日-2025年1月19日)



左画像:アレック・ソス《Anna, Kentfield, California》〈I Know How Furiously Your Heart is Beating〉より、 2017 年/東京都写真美術館蔵/ⓒAlec Soth
右上画像:アレック・ソス《Bil, Sandusky, Ohio》〈Songbook〉より、 2012 年/東京都写真美術館蔵/ⓒAlec Soth
右下画像:アレック・ソス《Still LifeⅡ》〈Advice for Young Artists〉より、2024 年/作家蔵/ⓒAlec Soth


国際的な写真家集団マグナム・フォトの正会員であるアレック・ソスの個展「アレック・ソス 部屋についての部屋」展が2024年10月10日(木)から東京都写真美術館にて開催されます。初期を代表するシリーズから最新作までの約60点を含むこの展覧会では、「部屋」をテーマに彼のこれまでの作品を編み直していきます。初期から彼はアメリカ国内を車で旅し、風景や出会った人々を大判カメラで撮影してきましたが、出品作品シリーズのひとつ《I Know How Furiously Your Heart is Beating》ではそうしたロードトリップのスタイルではなく、世界各地の様々な人々を訪ね、その人々が過ごす部屋でのポートレートや持ち物を撮影しています。彼の作品を「部屋」というテーマで読み解く展示は、初めての試みとなります。
作家自身が親しみを強く感じると語る室内での写真から、その空間に佇む人々に意識を向け、何が見えるのか、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか。


7. SBIアートオークション「第68回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART」下見会&オークション(2024年10月23日-10月26日)





Courtesy of SBI Art Auction


SBIアートオークションは、2024年10月25日(金)、26日(土)に、代官山ヒルサイドフォーラムにて「第68回SBIアートオークション|MODERN ART CONTEMPORARY ART」を午後13時より開催いたします。2024年10月23日(水)からは同会場での下見会も開催されます。2024年最後のオークションとなり、10月初めに韓国・ソウルでの海外巡回下見会も開催される今回のセールでは、世代やジャンルを超え、アートマーケットの重層性を垣間見せる豊富な作品が揃いました。時代を牽引するアーティストとして国際的な人気を誇る草間彌生の人気シリーズのかぼちゃのキャンヴァス作品群に加え、彼女の作品の象徴的なモチーフである網を描いた《Infinity Nets》(1999年)も登場いたします。その一方で、麻布の裏面から油絵具を裏ごすことで新たな質感を生み出す「接合」シリーズにより物質性を追求した韓国の単色画運動を代表する作家・河鍾賢(ハ・ジョンヒョン)の長辺2m以上の超大型作品《接合 91 – 23/CONJUNCTION 91 – 23》が圧倒的な存在感を放ちます。7月セールでの緊張感ある入札競争が記憶に新しいもの派の関根伸夫の作品《空の台座》は、東京都庁ふれあいモールのパブリックアートとしても知られている同名の彫刻作品と同じモチーフを利用しています。そのほか欧米からは、ストリート、グラフィティ文化を起点に活動を始め、アメリカの抽象表現主義の流れを継承しているアーティストであるホセ・パルラや、多様なメディウムを使用し、アメリカの歴史、文学、社会などをテーマに制作、活動を進めているグレン・ライゴンなどのほか、ポップアートを代表するアンディ・ウォーホルのこれまた象徴ともいえる《Marilyn Monroe (F. & S. Ⅱ.26) 》は、淡い色彩にビビッドなピンクが彩りを放ちます。

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PRESS - 2024.08.15

SBIアートオークション初登場の作家多数 生活の一部に新しい風を吹かせてみるのはいかがでしょうか

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2024年9月13日(金)及び14日(土)に、「第67回SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION」をライブ配信にて開催いたします。
今回のオークションは、会場を設けず行うライブ配信型のセールとなります。加藤泉の椅子と彫刻が組み合わさったユニークな作品《無題》(2010年)、ニューヨークを拠点に活動しミニマル・アートを極めた桑山忠明のキャンヴァス作品や、ストリートに突如として作品を制作し世界を驚嘆させ続けているアーティスト、バンクシーによる《Gangsta Rat》(2004年)など、国内外で人気を博している作家たちの作品が集結しております。一方で、SBIアートオークションに初登場となるアーティストの作品も見逃せない内容が揃っています。グラフィックデザイナー兼イラストレーターとして活動し、爽やかかつ鮮やかな作風で有名な永井博、ビニールレコードで制作された複数の人型パーツから成るカルロス・エアーズの大型作品《Love is in The Air (fly edition)》(2009年)など、これまで触れる機会のなかったアーティストの作品に巡り合う機会となれば幸いです。アートにご興味を持たれたばかりの方から、すでにご自身のコレクションをお持ちの方まで、多様な作品に触れることで生活の一部に新しい風を吹かせてみるのはいかがでしょうか。
また、今回の9月セールに続き、10月初めには弊社の初の試みとなる海外会場での下見会「Early Highlight Viewing in Seoul」を韓国・ソウル特別市にて開催いたします。今回のオークション情報だけでなく、韓国下見会の詳細や追加のイベント情報なども順次公開していきますので、お見逃しのないようお願いいたします。



■実施概要
第67回SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION
総出品数:494点(予定)
エスティメート下値総額:125,370,000円(予定)

【オークション】
2024年9月13日(金)13:00- Lot. 001-238
2024年9月14日(土)13:00- Lot. 239-494

※会場を設けないライブ配信型オークションです。電話、書面又はオンラインでご参加ください。

※オークションの進行状況はYouTubeから視聴できます。
YouTube Streaming:https://www.youtube.com/channel/UC32a7MUOI-xI1DY-CghG-KA
※詳細はウェブサイトをご確認ください。
ウェブサイト(8月26日(月)公開予定):https://www.sbiartauction.co.jp/lp/2024_09_14/jp/

■出品作品ハイライト 
※オンラインカタログ(8月26日(月)公開予定):https://www.sbiartauction.co.jp/auction/catalogue/125 

 


■SBIアートオークションとは


20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。
(※)2024年7月現在
Instagram:https://www.instagram.com/sbiartauction/
 
■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
購入方法詳細:https://www.sbiartauction.co.jp/buy-sell/buy/
 
■今後のオークションスケジュール(予定)
第68回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART
開催日:2024年10月25日(金)、26日(土)
出品締切:2024年8月22日(木)
 
■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。
会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日
HP: https://www.sbiartauction.co.jp/
※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。

問合せ先 
SBIアートオークション株式会社 
広報担当 加来・岡村・鈴木
〒135-0063 東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
Tel. 03-3527-6692  
Fax. 03-3529-0777  
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PRESS - 2024.07.31

韓国・ソウルで下見会開催決定 SBIアートオークション初の試みとなる海外展示

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2024年10月25日(金)及び26日(土)に東京で開催予定の「第68回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART」に先駆け、2024年9月30日(月)から6日(日)にかけて、韓国・ソウルの現代文化・芸術複合スペース「Art Chosun Space(ACS)」にて、初の海外巡回下見会「Early Highlight Viewing in Seoul」を開催いたします。
弊社のコンテンポラリーアートのラインナップは、かねてより日本に限らず海外のコレクターの皆様から高い評価をいただいておりますが、昨今の為替相場の影響で日本のマーケットでの購入が後押しされ、海外からの高額落札が増加、特に本年3月から7月の間に開催された計4セールの平均を見ると、海外からの落札が落札総額の約5割を占めています。こうした為替動向は、単なる購買のメリットに留まらず、日本のマーケットの質の高さを海外のコレクターに実感していただく機会ともなっており、海外からのオークション参加者も増加傾向にあります。
2012年の初回セール以来、弊社オークションにおける韓国のお客様による落札総額は、香港・台湾に次ぐ海外第3位を占め、直近5年間では日本に次ぐ海外最大の落札数と落札総額を記録しています。このように、韓国は弊社の活動において重要な位置を占めている国の一つであり、韓国のアートマーケットが近年のメガギャラリーの進出や国際的なアートフェア「Frieze」の開催などにより急成長していることを鑑み、日本のオークションハウスとして、最旬のコンテンポラリーアートをソウルで展覧する下見会を実施することの意義は非常に大きいと考えております。
本巡回下見会は、韓国の大手メディアである朝鮮日報グループのアートメディア「ART CHOSUN(アート朝鮮)」の協力のもと、東京で10月末に開催予定のオークションに出品予定のハイライト作品約30点を展示いたします。期間中にはレセプション、下見会ツアーなど多彩なイベントを企画しております。詳細は、後日発表のプレスリリースにてお知らせいたします。




■実施概要
第68回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART

【オークション(東京で実施)】
2024年10月25日(金)13:00-
2024年10月26日(土)13:00-

【韓国巡回下見会】
日程:2024年9月30日(月)-10月6日(日)10:00-18:00
会場:ART CHOSUN SPACE(大韓民国ソウル特別市中区世宗大路21キル-30 1階)

【下見会(東京で実施)】(予定)
日程:2024年10月23日(水)-10月26日(土)
会場:ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階)


■ART CHOSUN(アート朝鮮)とは



韓国の大手メディアの一つであり、主要新聞の一つ「朝鮮日報」やテレビ放送会社「朝鮮放送(TV Chosun)」を筆頭とした朝鮮日報グループに属する美術関連企業として2019年に設立。自社スペースにおける展覧会の企画運営のほか、美術関連ニュースの配信、アートトーク、イベント紹介などを行っています。
アート朝鮮:http://art.chosun.com/


■ART CHOSUN SPACE (ACS)とは


左:ACS外観、右:イベント風景
ⓒ 2024. ART CHOSUN. All rights reserved.

アート朝鮮が保有する現代文化と芸術のための複合空間。景福宮(キョンボックン)が所在し、韓国の政治・社会的中心地である光化門(クァンファムン)エリアに位置しており、約4メートルの高い天井や全面ガラス窓により開放的な空間となっています。
ACS:https://www.artchosunspace.com/


■SBIアートオークションとは

20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。
(※)2024年7月現在
Instagram:https://www.instagram.com/sbiartauction/

■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
購入方法詳細:https://www.sbiartauction.co.jp/buy-sell/buy/

■今後のオークションスケジュール(予定)
第67回SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION
開催日:2024年9月13日(金)、14日(土)

■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。
会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日
HP:https://www.sbiartauction.co.jp/
※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。

問合せ先 
SBIアートオークション株式会社 
広報担当 加来・岡村・鈴木
〒135-0063 東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
Tel. 03-3527-6692  
Fax. 03-3529-0777  
Mail. ArtAuction@sbigroup.co.jp  
Web. www.sbiartauction.co.jp

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PRESS - 2024.06.19

「現代アート×日本酒」Thursday Lates Powered by SAKEJUMP 若手醸造家が作るお酒と今を時めく現代美術作家の作品を堪能しませんか






SBIアートオークション(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2024年7月4日(木)に、代官山ヒルサイドフォーラムにて、「Thursday Lates Powered by SAKEJUMP」を開催いたします。
弊社は、売買の場の提供を超えて、アートを愛する方々に特別な体験や繋がりを提供するプラットフォーマーを志向しています。その取り組みの一環として、今回アート×日本酒という切り口でイベントを企画いたしました。
日本酒の醸造・流通・消費は、土地の固有性や地域の風土・慣習を色濃く反映しており、そこに造り手の創造性と献身が掛け合わされて育まれてきた日本酒にまつわる文化は大変奥深く、それを紐解いていく面白さは、アートに触れる面白さと通ずるところがあると考えています。
この度ご協賛をいただくSAKEJUMPは、美味しい日本酒とその文化、とりわけ若手醸造家の意欲的な活動や思いを世界に発信していく役割を担っています。日本のコンテンポラリーアート及びマーケットの活性化に取り組む弊社と、業界は異なれど近しい思いを共有していることに端を発し、今回の企画が実現いたしました。
本イベントでは、7月セールに出品予定のアーティストの出身地に因み、東北から九州まで、全国津々浦々の新進気鋭の酒蔵による日本酒計12種類を取り揃えました。下見会開場時間を延長し、アートと共に日本酒をお楽しみいただくことで、アート×日本酒の新しい輪が広がっていく機会、また、東京現代をはじめとした夏の東京のアートウィークにあわせて訪日される方に、日本酒文化を知っていただく機会となれば幸いです。イベントは参加無料ですので、是非奮ってご参加ください。


■アート×日本酒 ハイライトご紹介
今回ご提供予定の12種類の日本酒の中から4点をハイライトとしてご紹介いたします。
当該酒蔵の所在地出身のアーティストによる本セール出品作品も、あわせてご案内いたします。

1.【岩手県】菅 木志雄 × 「innocent」菊の司酒造

アーティスト紹介:菅木志雄

Lot 035
景棚
1994
Estimate ¥400,000- 700,000

1944年、岩手県盛岡市生まれ。多摩美術大学絵画科を卒業後、1970年前後「もの派」の中心的な作家として活動し、「アートはイメージである」といった西洋美術的傾向や「イメージ」が先行し「もの」を制作する手法が主流だった時代に疑問を投げかけ、「イメージ」よりも先に存在する「もの」へ着目しました。

日本酒紹介:「innocent」菊の司酒造


「蔵人にしか味わえない感動の瞬間」をコンセプトに、フレッシュでフルーティーな味わいが魅力の純米大吟醸酒です。


2.【静岡県】TIDE ×「萩錦」萩錦酒造

アーティスト紹介:TIDE

Lot 149
Teddy boy
2020
Estimate ¥4,000,000- 7,000,000

1984年、静岡県生まれ。オーストラリアに滞在中に、「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる水木しげるの作品に出会い、美術の道へ進みました。2009年から東京にて本格的な活動を開始し、点描画や鉛筆画で注目を集め、その後アクリル絵の具を利用し、大型作品の制作も始めました。2021年にIDETATSUHIRO(イデ・タツヒロ)からTIDE(タイド)へ改名。

日本酒紹介:萩錦酒造「萩錦」


その年のお酒造りから感じたことを杜氏がラベルを描きます。毎年描き変えて常に考え、感じとるお酒造りを体現しています。


3.【兵庫県】横尾 忠則 × 「QA(クエ)」三宅酒造

アーティスト紹介:横尾忠則

Lot 029
Giorgio de Chirico
1980-1981
Estimate ¥1,200,000- 1,800,000

1936年、兵庫県西脇市生まれ。美術家、グラフィックデザイナー、版画家、作家など、活動領域は多岐に渡ります。グラフィックデザイナーとして神戸新聞社で働き、演劇ポスターなどで一躍有名となります。1980年、ニューヨークの近代美術館で開催されたピカソ展で衝撃を受け、「画家宣言」をして以降、画家として積極的に活動しています。生前の三島由紀夫とも親交があった人物として知られています。

日本酒紹介:「QA(クエ)」三宅酒造


QA(クエ)は、土地の自然に問い続ける真摯な造り手の心と、地元の恵みが醸したお米の味がするお酒です。


4.【山口県】今津 景 × 「ROOM」八千代酒造

アーティスト紹介:今津景

Lot 103
Untitled 7
2016
Estimate ¥500,000- 800,000

1980年、山口県生まれ。現在はインドネシアのバンドゥンに拠点を置き、制作を進めています。多摩美術大学を卒業後、「VOCA2009」で佳作賞を受賞し、それ以降国内外で幅広く活動をしてきた彼女は、最新技術を自身の制作活動に取り入れていることでも知られており、Adobeの PhotoshopやDimensionなどを用い、下絵を作成し、それを絵画として描く手法を用いています。

日本酒紹介:「ROOM」八千代酒造


南国を思わせるような華やかな香りと優しい上品な甘味のあるお酒です。
乾杯の空間に寄り添い、さらに豊かな気持ちにさせてくれる一杯をどうぞ。


■開催概要
名称:『Thursday Lates Powered by SAKEJUMP』下見会特別企画イベント
日時:2024年7月4日(木)18:00-20:00
会場:ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1F)
参加費:無料(事前の参加登録を下記URLよりお願いしております。)
混雑状況に応じて、入場を規制させていただく場合がございます。
出品酒蔵・商品一覧(順不同):
「innocent」菊の司酒造
「narai」杉の森酒造
「萩錦」萩綿酒造
「孝の司」柴田酒造場
「KINO(帰農)」元坂酒造
「QA」三宅酒造
「Te to Te」浪乃音酒造
「辨天娘」太田酒造場
「ROOM」八千代酒造
「UGO」相原酒造
「大賀」大賀酒造
「S.tokyo」中沢酒造

主催:SBI アートオークション株式会社
協賛:camo 株式会社
イベント特設ページ URL:近日中に公開予定。
お申込みフォーム (申込締切:6/24): https://forms.office.com/r/AR6zm5V5sj


■SAKEJUMPとは

『若手の夜明け』は2007年より酒蔵の当主である蔵元による主催で行われてきた日本酒イベント。2022年9月よりcamo社が事業承継し、リニューアル拡大して大手町を中心に開催、これまでに延べ42都道府県から143蔵が出店。世界で唯一の若手醸造家が集まる日本酒イベントとして注目を浴び、またその醸造家たちのコミュニティが能登の酒蔵支援などの和を生んでいます。今年も東京・大手町にて9/10(火)〜15(日)にて国内外から60蔵以上の蔵元や杜氏が集まり自慢のお酒を披露。若手醸造家たちの祭典として、次世代を盛り上げます。

■SBIアートオークション株式会社


SBIアートオークションとは
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。
会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日
HP:https://www.sbiartauction.co.jp/

問合せ先 
SBIアートオークション株式会社 
広報担当 加来・岡村・鈴木
〒135-0063 東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
Tel. 03-3527-6692  
Fax. 03-3529-0777  
Mail. ArtAuction@sbigroup.co.jp  
Web. www.sbiartauction.co.jp

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