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PRESS - 2026.04.16

Sales Report

SBIアートオークションの各回の結果概要や注目落札作品をまとめたセールスレポートをご覧いただけます。

■「第79回SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION」
  日時:2026 年4 月10 日(金)-11 日(土)12:00-
  ロット数:536
  落札率:88.6%
  落札総額:2億2,449万1,500円
  落札結果一覧
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「第79回SBIアートオークション」は、落札率88.6%、落札総額約2.2億円を記録。小松美羽《酔いどれ》は落札予想価格上限の約53倍となる3,680万円で落札され、市場の強い需要を示した。ロッカクアヤコ、植田正治やダド作品にも国内外から安定した入札が集まり、希少性の高い作品を中心に活発な取引が見られた。

■「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」
  日時:2026年3月15日(日)14:00-
  会場:東京国際フォーラム ホールD5
  ロット数:73点
  落札率:91.8%
  落札総額:8億7,945万1,000円
  落札結果一覧
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「Bloom Now」オークションは、落札率91.8%、落札総額8.7億円超を記録し、国際色豊かな現代アートセールとして高い成果を上げました。李禹煥《From Line》が1億3,800万円で落札されたほか、KAWS、ハビア・カジェハ、塩田千春、武田鉄平らの作品にも活発な入札が集まり、国内外で広がる現代美術への関心を示しました。

■「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」
  日時:2026年3月14日(土)14:00-
  会場:東京国際フォーラム ホールD5
  ロット数:80
  落札率:100%
  落札総額:13億650万3,500円
  落札結果一覧
  セールスレポートをダウンロード

「Modern Legacy」オークションは、落札率100%のホワイトグローブを達成し、落札総額は13億円超を記録しました。藤田嗣治《エレーヌ・フランクの肖像》が5億600万円で落札されたほか、エゴン・シーレ、ジャウメ・プレンサ、斎藤義重ら国内外の重要作品に強い入札が集まり、単一コレクションの質の高さと市場の厚い需要を示す結果となりました。


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AUCTION - 2026.04.13

【落札結果&次回出品募集】第79回 SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION

2026年4月10日、11日開催のオークション「LIVE STREAM AUCTION」の落札結果をご報告をいたします。
ご参加いただき誠にありがとうございました。

総額:224,491,500円
落札率:88.6%

>> 落札結果 [オンラインカタログ]
>> 落札結果 [PDF]

◆落札結果ハイライト
落札価格には手数料(消費税別)が含まれています。


Lot. 197
植田 正治
小狐登場
300,000 - 500,000 JPY
Price Realized 1,495,000 JPY


Lot. 328
ロッカク アヤコ
Untitled
12,000,000 - 22,000,000 JPY
Price Realized 23,000,000 JPY


Lot. 327
永井 博
Untitled
1,800,000 - 2,800,000 JPY
Price Realized 10,350,000 JPY


Lot. 323
松山 智一
Give or Take
6,000,000 - 9,000,000 JPY
Price Realized 9,200,000 JPY


Lot. 325
小松 美羽
酔いどれ
400,000 - 700,000 JPY
Price Realized 36,800,000 JPY


Lot. 313
ダド
GRANDVILLE
100,000 - 150,000 JPY
Price Realized 2,127,500 JPY


◆開催予定と出品募集
第80回 SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art
開催日:2026年5月22日(金)- 23日(土)
下見会:2026年5月20日(水)- 23日(土)
出品受付は締め切りました。

第81回 SBIアートオークション|A Passage from the Important Japanese Collection
開催日:2026年5月30日(土)
出品をお待ち申し上げております。

査定は下記からお申込みいただけます。
ご検討くださいますようお願いいたします。
>> 査定依頼

◆問合せ先
SBIアートオークション
TEL: 03-3527-6692 FAX: 03-3529-0777
Email: artauction@sbigroup.co.jp

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PRESS - 2026.03.24

SBIアートオークション「Modern Legacy」&「Bloom Now」セール ー「Modern Legacy」落札率100%のホワイトグローブ達成、総額21億8,000万円超 シングルオーナーコレクションと春のセールに3,000名超が来場-

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2026年3月14日(土)に「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」、3月15日(日)に「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」を開催いたしました。

「Modern Legacy」オークションは、国内の重要なシングルオーナーコレクションに焦点を当てたセールで、20世紀から21世紀にかけて制作された名作を中心に、美術史の流れと一つのコレクションが築いてきた審美の軌跡を感じさせるラインアップとなりました。一方、2022年より継続して開催している3月セールは、昨年から名称を改め、「Bloom Now」オークションとして本年も春の始まりを彩りながら、現代において多様に展開する表現を紹介し、同時代性を感じ取ることのできる国際色豊かなセールとなりました。

当社初の試みとなる、2日間にわたり異なるセールを開催した本セール会期中、下見会も含めた計4日間で3,000名以上の方にご来場いただきました。落札総額・落札率は、それぞれ「Modern Legacy」オークションが13億650万3,500円で100%のホワイトグローブ(出品全ロットが落札されたセールを指します)を達成し、「Bloom Now」オークションは、8億7,945万1,000円で91.8%となり、両セール共に高水準の落札率を記録いたしました。

また、「SBI ART AUCTION TOKYO 2026」の名称のもと、5つの会場で展開された本セールに伴う特別企画にも多くの方にご参加いただきました。
両セールそれぞれの特徴が色濃く発揮されたオークションのハイライト作品、および特別企画についてご紹介いたします。

「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」



藤田嗣治の黄金期の作品《エレーヌ・フランクの肖像》、5億600万円で落札
「Modern Legacy」オークションのトップロット(最高落札予想価格がついた作品)であり、本セールのメインビジュアルとなった藤田嗣治の《エレーヌ・フランクの肖像》は、藤田の代名詞ともいえる「乳白色の下地」と呼ばれる技法が確立された1921年から間もない1924年に制作された作品です。この時期は、藤田がエコール・ド・パリの寵児として国際的な名声を確立した黄金期にあたります。画商フランソワ・フランクの娘エレーヌを描いた本作は、人物の肌理表現にとどまらず、衣装やソファの布地、背後の絵画に至るまで緻密に描き込まれており、藤田の肖像画のなかでも国内美術展や書籍への掲載が多い重要作です。

オークションは1億8,000万円からスタートし、書面同士の競り合いによって2億3,000万円に到達。その後、複数の電話と書面による入札が交錯し、次々と新たなビッドが重なるなかで価格は大きく伸長。会場の緊張感が高まるなか、最終的に5億600万円(手数料込)で落札されました。



海外巨匠エゴン・シーレ、ヘンリー・ムーアに続き、ジャウメ・プレンサが人気を博す
ウィーン分離派や象徴主義、表現主義の影響を受けながらも独自の人体表現を確立したエゴン・シーレによる《Weiblicher Akt》。虚飾を削ぎ落とした線で鋭くもしなやかに描かれた本作は、2,900万円でスタートし、直後に3,200万円の指値が入るなど、序盤から活発な動きを見せました。その後も海外からの電話および会場からの入札が続き、緊張感のある競り合いの末、9,200万円(手数料込)で落札されました。

イギリスを代表する作家ヘンリー・ムーアによる《Thin Reclining Figure (BownessⅡ 334)》は、横たわる女性像という代表的なモチーフの作品で、複数の電話ビッドによる力強い競り合いが展開されました。途中、オンラインからの入札によってエスティメート上限を超える1,000万円に到達し、その後も入札が続くなか、最終的には新たな電話ビッダーによる参入により、1,552万5,000円(手数料込)で落札されました。また、東京国際フォーラムのロビーギャラリーにてサテライト公開していたジャウメ・プレンサによる高さ2メートルを超える大型彫刻作品《Tokyo’s soul》は、海外からの電話入札が重なり、エスティメート上限の約1.6倍となる4,830万円で落札されました。

国内戦後美術を代表する斎藤義重、荒川修作の大型作品
国内作家で注目を集めたのは、前衛的な表現で戦後美術を牽引した斎藤義重のドリル作品《作品 1》です。縦横それぞれ1メートルを超える大型作品で、開始前から強い関心を集めていました。オークションは、書面同士の競り合いで一気に2,600万円まで上昇。その後、会場およびオンラインからのニュービッダーが加わり、競りはさらに加速し、最終的にエスティメート上限3,000万円の約2.4倍となる7,245万円(手数料込)で落札されました。また、市場への出品が限られる荒川修作の3メートルを超える大型作品も人気を博し、テンポの良い競り上がりのなかでエスティメート上限の約3.5倍となる2,415万円で落札されました。

■開催概要
「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」
・日時:2026年3月14日(土)14:00-
・会場:東京国際フォーラム ホールD5

■結果概要
・ロット数:80
・落札率:100%
・落札総額:13億650万3,500円

「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」



李禹煥《From Line》、1億3,800万円で落札
李禹煥の代表的な「線より」シリーズの《From Line》は、1970年に制作された作品で、上から下へと引かれた線が横に並び、余白を生み出すことで鑑賞者の想像力を喚起します。エスティメート下限をやや下回る4,800万円からスタートしたオークションは、多数の電話ビッドが繋がるなか、オンラインおよび会場からの入札も加わり、一気に9,000万円台へ到達。1億円を目前に新たなビッダーも参入し、競りはさらに白熱しました。最終的に1億3,800万円(手数料込)で落札されました。



カウズのアドバタイジングポスター、ハビア・カジェハの大型作品
カウズの《UNTITLED (BABY GUESS)》は、キャンヴァス作品に比べて市場への出品機会が少ないアドバタイジングポスターに描かれた作品です。少女が抱える犬にカウズの象徴的なモチーフであるコンパニオンが描かれた本作は、ニューヨークのバスの広告として使用されていたものです。国内外からの複数の電話ビッドが待機した状態でスタートしたオークションは、電話2本と会場入札による譲らない競り合いが続き、会場の熱気が高まるなか、3,105万円(手数料込)で落札されました。また、ハビア・カジェハによる《No Words Today》は、国内市場での出品は希少な高さ約2メートルの大型キャンヴァス作品です。電話からの入札を中心に価格が上昇し、最終的には海外からの入札により3,105万円(手数料込)で落札されました。

塩田千春と武田鉄平が示す国内作家作品の存在感
本セールには、海外からも高い評価を集める国内作家の優品が多数揃いました。そのなかでも特に力強い人気を示したのが、塩田千春と武田鉄平の作品です。ベルリンを拠点とし、海外でも個展を多数展開している、糸を用いたインスタレーションで知られる塩田千春。トランペットをモチーフとした《State of Being (Trumpet)》のオークションは440万円からスタートし、書面と会場による競り合いで一気にエスティメート上限の750万円を超え、さらに1,000万円を突破。その後もアジアからの入札が複数入るなか、会場からの力強い入札が続き、最終的に1,840万円(手数料込)で落札されました。

一方、武田鉄平の《絵画のための絵画 040》も、本セールを象徴する作品の一つとなりました。2022年の当社3月オークションでも記録的な落札結果を収めた「絵画のための絵画」シリーズに属する本作は、大胆なブラッシュストロークの背後に緻密な線描が潜む、作家独自の絵画表現が特徴的な作品です。オークションはオンラインと書面による競り合いでお互いに譲らない展開となり、エスティメート上限の800万円を優に上回る1,250万円を記録。いったん落ち着いたかに見えた後も、オンラインからの新たな入札が加わり、再び競りが活発化しました。最終的には、最後に加わったオンラインからの入札により、1,782万5,000円(手数料込)で落札されました。

■開催概要
「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」
・日時:2026年3月15日(日)14:00-
・会場:東京国際フォーラム ホールD5

■結果概要
・ロット数:73点
・落札率:91.8%
・落札総額:8億7,945万1,000円

SBI ART AUCTION TOKYO 2026各種イベント企画実施報告

「Modern Legacy」および「Bloom Now」各セールの下見会・オークション開催期間中、東京国際フォーラム内の5つの会場にてイベントを展開いたしました。初の取り組みとなるサテライト展示も実施し、アートウィークを彩る重層的な鑑賞体験を提供いたしました。



地上広場で実施したPRキャンペーンには多くの方にご参加いただき、約2,000名に本セールのために制作した特別冊子を配布するとともに、延べ1,104名にコーヒーを提供いたしました。また、本セールではスタンプラリーを実施し、出品作品にちなんだスタンプを展開いたしました。

twelvebooks Picks
オークションラインナップに着想を得て選書したアートブックの展示販売


「Modern Legacy」セールおよび「Bloom Now」セールの出品ラインナップから着想を得て、アートブック専門ディストリビューターであるtwelvebooksが独自の視点で選書したアートブックを紹介いたしました。将来のコレクター層との接点創出や育成、既存コレクター層の作品理解の促進に加え、アートブックの魅力の普及にも寄与いたしました。

トークイベント実施報告「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」



「Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」セール開催日の3月14日(土)、オークションに先駆け、東京ステーションギャラリー学芸員・若山満大氏をお招きし、トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」を開催いたしました。イベント終了後には、トーク内で紹介された藤田嗣治の作品を、下見会会場で実際にご覧になる参加者様の様子も見受けられました。
なお、本イベントの内容については、後日テキスト記録を公開予定です。

■開催概要
トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」
・日時:2026年3月14日(土)11:00-12:00(受付開始:10:30-)
・会場:東京国際フォーラム ホールD5(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
・登壇者:若山満大氏(東京ステーションギャラリー 学芸員)



【登壇者プロフィール】
若山満大(わかやま・みつひろ)
東京ステーションギャラリー学芸員。主な関心領域は、日本近現代美術史および写真史。愛知県美術館学芸員、あいちトリエンナーレ2016キュレトリアルチーム、アーツ前橋学芸員などを経て現職。2025年夏には、写真をキーワードに藤田嗣治の生涯を読み解く展覧会「藤田嗣治 絵画と写真」を企画し、フジタ研究に新たな視点を提示した。そのほか、「大西茂」(2026)、「安井仲治」(2023–2024)、「甲斐荘楠音」(2022)など、独自の表現を切り拓いた異才たちの個展を多数手がけている。共編著に『Photography? End?──7つのヴィジョンと7つの写真的経験』(magic hour edition、2022)。

今後のイベント詳細



■「第79回SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION」(予定)
・日程:2026年4月10日(金)、11日(土)
・出品受付締切:出品受付は締め切りました。
・会場:ライブ配信型オークションのため、オンラインでの開催となります。

■「第80回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」(予定)
・日程:2026年5月22日(金)、23日(土)
・出品受付締切:出品受付は締め切りました。
・会場:ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階)

■「第81回SBIアートオークション|A Passage from the Important Japanese Collection」(予定)
・日程:2026年5月30日(土)
・出品受付締切:出品受付は締め切りました。
・会場:ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階)

■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。

会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日

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※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。






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PRESS - 2026.03.23

「第79回SBI アートオークション|LIVE STREAM AUCTION」 デザイン家具から現代アートまで、日常を彩る作品が集結

日本語:プレスリリースのダウンロード
ENGLISH:Download the press release
한국어 : 보도 자료 다운로드

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2026年4月10日(金)および11日(土)に「第79回SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION」を開催いたします。デザイン家具、絵画、立体作品など、幅広い分野から約530点の多彩な作品が出品されます。

本リリースでは、空間や暮らしの中に取り入れやすいサイズの作品や、親しみやすいモチーフが描かれた作品を紹介いたします。春は新たな生活が始まる季節であり、身の回りの空間を見つめ直す機会でもあります。コレクションとしてはもちろん、日常の中で作品と向き合う喜びを感じられるラインナップを通して、幅広いアートの魅力に触れてみるのはいかがでしょうか。

イタリア人建築家アルド・ロッシとインテリアデザイナー内田繁が共同で手がけ、1989年に開業した福岡市のホテル イル・パラッツォ(IL PALAZZO)は、デザイナーズホテルの先駆けとして知られています。同ホテルの客室で実際に使用されていた内田繁の《8月の椅子》が出品されます。彫刻的な造形と軽やかな構造を併せ持つ本作は、家具としての機能性を備えながら、空間そのものの印象を変える存在感を有しています。

また、マーク・ドリューは、漫画『ピーナッツ』の登場人物と1990年代のヒップホップカルチャーを組み合わせた表現で知られています。本セール出品作品の《FAT POCKETS SKINNY (ICE CUBE)》は、キャラクターイメージとは異なる吹き出しのテキストによってイメージを再構成しつつ、親しみやすさも兼ね備えた作品となっています。

2026年4月より豊田市美術館にて過去最大規模の回顧展が予定されている櫃田伸也の作品も登場いたします。櫃田は、長年教育にも携わり、現代の作家にも影響を与えてきました。身近なモチーフや風景を描きながらも、その画面には静けさの中に重ねられた奥行きと強度が感じられます。西洋絵画の技法とやまと絵や山水画といった東洋絵画の要素を併せ持つ作品は、時間をかけて鑑賞することで新たな発見をもたらします。

伝統的な日本画の要素と現代的な抽象表現や技術を融合し、水や滝のモチーフを描くことで知られる千住博の《Metalfall #5-Ⅱ(つや消し)》。千住が長年取り組んできた「滝」のイメージを展開し、流れ落ちる水の表現は静けさと力強さを兼ね備え、ステンレス・フォトエッチング技法によって表現されています。光や鑑賞する角度によって異なる表情を見せる本作は、落ち着いた質感と広がりのある画面により、空間に穏やかな緊張感をもたらします。

さらに、シミュレーションアートやアプロプリエーションアートの手法を踏まえつつ、名画や既存のイメージに漫画・アニメなどのサブカルチャー要素を融合させた表現で知られる森洋史の《POP #5》も出品されます。国民的キャラクターを想起させる要素を画面に感じさせながらも、そのキャラクター自体は画面に描かれていない構成は、色面や小さなモチーフの関係性を丁寧に構築したものであり、親しみやすさと視覚的な面白さを併せ持つ作品となっています。

■ 実施概要
「第79回SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION」
・オークション:
 総出品数:536点(予定)
 日時:2026年4月10日(金)-11日(土)12:00-
・参加方法:電話、書面、またはオンライン入札
・オークション進行の視聴:YouTube Streaming
・オンラインカタログ
※本セールはライブ配信型オークションです。下見会の開催はございません。

■SBIアートオークションとは



20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。(※)2025年1月現在

■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
・購入方法詳細

■今後のオークションスケジュール(予定)
・「第80回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」
 開催日:2026年5月22日(金)、23日(土)

・「第81回SBIアートオークション|A Passage from the Important Japanese Collection」
 開催日:2026年5月30日(土)

■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。

会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日
・ホームページ
・Instagram
※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。

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AUCTION - 2026.03.17

【落札結果&次回出品募集】第78回 SBIアートオークション|Bloom Now

2026年3月15日開催のオークション「Bloom Now」の落札結果をご報告をいたします。
ご参加いただき誠にありがとうございました。
総額:879,451,000円
落札率:91.8%

>> 落札結果 [オンラインカタログ]
>> 落札結果 [PDF]

◆落札結果ハイライト
落札価格には手数料(消費税別)が含まれています。


Lot. 128
李 禹煥
From Line
50,000,000 - 80,000,000 JPY
Price Realized 138,000,000 JPY


Lot. 126
草間 彌生
南瓜
40,000,000 - 70,000,000 JPY
Price Realized 46,000,000 JPY


Lot. 129
田中 敦子
作品
4,500,000 - 7,500,000 JPY
Price Realized 9,545,000 JPY


Lot. 105
アンディ・ウォーホル
Marilyn Monroe (F. & S. Ⅱ.22)
20,000,000 - 30,000,000 JPY
Price Realized 39,100,000 JPY


Lot. 109
ジャン・ミッシェル・バスキア
Flexible
10,000,000 - 20,000,000 JPY
Price Realized 29,900,000 JPY


Lot. 110
カウズ
UNTITLED (BABY GUESS)
10,000,000 - 15,000,000 JPY
Price Realized 31,050,000 JPY


Lot. 120
ハビア・カジェハ
No Words Today
20,000,000 - 30,000,000 JPY
Price Realized 31,050,000 JPY


Lot. 101
ミリアム・カーン
o.t.
2,000,000 - 3,000,000 JPY
Price Realized 5,175,000 JPY


Lot. 161
ロッカク アヤコ
Untitled
20,000,000 - 30,000,000 JPY
Price Realized 48,300,000 JPY


Lot. 152
武田 鉄平
絵画のための絵画 040
5,000,000 - 8,000,000 JPY
Price Realized 17,825,000 JPY


Lot. 148
塩田 千春
State of Being (Trumpet)
4,500,000 - 7,500,000 JPY
Price Realized 18,400,000 JPY


Lot. 147
イケムラレイコ
Tree
2,500,000 - 3,500,000 JPY
Price Realized 7,705,000 JPY

◆開催予定と出品募集
第79回 SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION
開催日:2026年4月10日(金)- 11日(土)
出品受付は締め切りました。

第80回 SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art
開催日:2026年5月22日(金)- 23日(土)
出品受付締切:2026年3月18日(水)

出品をお待ち申し上げております。
査定は下記からお申込みいただけます。
ご検討くださいますようお願いいたします。
>> 査定依頼

◆問合せ先
SBIアートオークション
TEL: 03-3527-6692 FAX: 03-3529-0777
Email: artauction@sbigroup.co.jp

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AUCTION - 2026.03.17

【落札結果&次回出品募集】第77回 SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters

2026年3月14日開催のオークション「Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」の落札結果をご報告をいたします。
ご参加いただき誠にありがとうございました。
総額:1,306,503,500円
落札率:100.0%

>> 落札結果 [オンラインカタログ]
>> 落札結果 [PDF]

◆落札結果ハイライト
落札価格には手数料(消費税別)が含まれています。


Lot. 043
藤田 嗣治
エレーヌ・フランクの肖像
200,000,000 - 400,000,000 JPY
Price Realized 506,000,000 JPY


Lot. 037
エゴン・シーレ
Weiblicher Akt
30,000,000 - 50,000,000 JPY
Price Realized 92,000,000 JPY


Lot. 051
ヘンリー・ムーア
Thin Reclining Figure (BownessⅡ 334)
4,000,000 - 7,000,000 JPY
Price Realized 15,525,000 JPY


Lot. 022
イヴ・クライン
La Victoire de Samothrace (Wember S9; Ledeur S9)
12,000,000 - 18,000,000 JPY
Price Realized 25,300,000 JPY


Lot. 072
斎藤 義重
作品 1
20,000,000 - 30,000,000 JPY
Price Realized 72,450,000 JPY


Lot. 035
ベルナール・ビュッフェ
Nature morte aux bouteilles
4,000,000 - 7,000,000 JPY
Price Realized 12,075,000 JPY


Lot. 024
アニッシュ・カプーア
Untitled
50,000,000 - 100,000,000 JPY
Price Realized 57,500,000 JPY


Lot. 052
ルーシー・リー
線文円筒花器 (青)
2,000,000 - 3,000,000 JPY
Price Realized 7,705,000 JPY


Lot. 009
ジャスパー・ジョーンズ
SAVARIN (ULAE 183)
12,000,000 - 18,000,000 JPY
Price Realized 20,125,000 JPY


Lot. 028
クリスト
The Pont Neuf, Wrapped (Project for Paris)
8,000,000 - 14,000,000 JPY
Price Realized 20,125,000 JPY


Lot. 056
荒川 修作
それはその中に
4,000,000 - 7,000,000 JPY
Price Realized 24,150,000 JPY


Lot. 025
ジャウメ・プレンサ
Tokyo's soul
15,000,000 - 30,000,000 JPY
Price Realized 48,300,000 JPY

◆開催予定と出品募集
第79回 SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION
開催日:2026年4月10日(金)- 11日(土)
出品受付は締め切りました。

第80回 SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art
開催日:2026年5月22日(金)- 23日(土)
出品受付締切:2026年3月18日(水)
出品をお待ち申し上げております。

査定は下記からお申込みいただけます。
ご検討くださいますようお願いいたします。
>> 査定依頼

◆問合せ先
SBIアートオークション
TEL: 03-3527-6692 FAX: 03-3529-0777
Email: artauction@sbigroup.co.jp

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PRESS - 2026.02.27

「Modern Legacy」&「Bloom Now」オークション 関連イベント・コンテンツ公開のご案内 ― twelvebooksコラボ/トークイベント/解説動画ほか ―

日本語:プレスリリースのダウンロード
ENGLISH:Download the press release

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2026年3月14日(土)に「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」、3月15日(日)に「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」を開催いたします。
本オークションおよび下見会の開催にあわせ、会期中はアートブック専門ディストリビューター・twelvebooksによるセールラインナップ関連書籍の特別展示販売を実施するほか、今回の「Modern Legacy」オークションのメインビジュアルを飾る《エレーヌ・フランクの肖像》の作者・藤田嗣治にフォーカスしたトークイベントや、地上広場でのポップアップイベントを予定しております。さらに、本オークション下見会会場とサテライト展示会場を含む計3箇所にセールにちなんだスタンプを設置し、会場を巡りながらお楽しみいただけるスタンプラリー企画も実施いたします。
加えて、「Modern Legacy」オークションの出品作品であるジェームズ・ローゼンクイスト《Untitled》および斎藤義重《作品 1》の作品紹介動画を公開するとともに、1月の先行下見会期間中に開催された対談イベント「市場の目線/批評の視点——Modern Legacyセールをめぐる対話」のトーク記録も公開いたしました。
オークションとあわせて、多彩な関連企画とコンテンツを通じ、春のアートウィークをより一層お楽しみください。

twelvebooks Picks
オークションラインナップに着想を得て選書したアートブックを展示販売


Modern LegacyセールとBloom Nowセールの出品ラインナップから着想を得て、アートブック専門ディストリビューターのtwelvebooksが独自の視点で選んだアートブックを紹介します。作家や作品の背景を深掘りするヒントはもちろん、現代の表現の多層性や、その連関が見えてくる一冊を集めました。入札を検討中の方にも、これからアート購入を考える方にも、発見や学びに満ちたアートブックとの出会いの入口になれば幸いです。会場では、下記特設ページに掲載の書籍に加え、関連タイトルも展示・販売していますので、ぜひチェックしてください。

■ twelvebooks
2010年に東京を拠点に設立されたアートブック専門のディストリビューター。海外出版社の国内総合代理店として書籍の流通やプロモーションを行いながら、「アートブックの一般化」を掲げ、「TOKYO ART BOOK FAIR」の運営などアートブックにまつわる様々なプロジェクトを手掛ける。2024年11月、葛飾区西亀有に twelvebooks の倉庫を一般開放するスペース「SKWAT/twelvebooks」をオープン。

■ 特設ページ(書籍詳細含む)
https://sbiartauction.webflow.io/lp/202603-lp 


トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」
参加申込締切間近



シングルオーナーコレクションセール「Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」(2026年3月、於東京国際フォーラム)にあわせ、トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」を開催します。
東京ステーションギャラリー学芸員・若山満大氏をお招きし、本セールのメインロットである《エレーヌ・フランクの肖像》(1924年)を起点として、作家・藤田嗣治の足跡・画業・交友関係についてお話しいただきます。藤田の作品をコレクションすることの意味について考えるきっかけとなりましたら幸いです。

【開催概要】
トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」
 日時:2026年3月14日(土)11:00-12:00(受付開始:10:30-)
 会場:東京国際フォーラム ホールD5(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
 登壇者:若山満大氏(東京ステーションギャラリー 学芸員)
※ 事前申込制、参加無料
トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」 参加申込フォーム – フォームに記入する



【登壇者プロフィール】
若山満大(わかやま・みつひろ)
東京ステーションギャラリー学芸員。主な関心領域は、日本近現代美術史および写真史。愛知県美術館学芸員、あいちトリエンナーレ2016キュレトリアルチーム、アーツ前橋学芸員などを経て現職。2025年夏には、写真をキーワードに藤田嗣治の生涯を読み解く展覧会「藤田嗣治 絵画と写真」を企画し、フジタ研究に新たな視点を提示した。そのほか、「大西茂」(2026)、「安井仲治」(2023–2024)、「甲斐荘楠音」(2022)など、独自の表現を切り拓いた異才たちの個展を多数手がけている。共編著に『Photography? End?──7つのヴィジョンと7つの写真的経験』(magic hour edition、2022)。

SBI ART AUCTION TOKYO 2026
サテライト展示、ポップアップのほか、スタンプラリーも開催!


「Modern Legacy」および「Bloom Now」各セールの下見会・オークション開催期間中、下記の会場・日時にてスタンプラリーを実施いたします。ぜひ各会場を巡り、スタンプを集めてお楽しみください。
また、東京国際フォーラム地上広場では、今年もポップアップを開催いたします。ART FAIR TOKYO 2026のチケット、もしくは当社からのご案内メールをご提示いただいた方には、コーヒーを1杯プレゼントいたします。ぜひお気軽にお立ち寄りください。

① 「Modern Legacy」下見会会場-メイン会場
 3月12日(木):11:00-19:00
 3月13日(金):11:00-19:00
 3月14日(土):11:00-13:00

会場:東京国際フォーラム ホールD7
② 「Bloom Now」下見会会場-メイン会場(※一部の作品は会場①ホールD7に展示されています)
 3月12日(木):11:00-19:00
 3月13日(金):11:00-19:00
会場:東京国際フォーラム ホールD1

③ ジャウメ・プレンサ《Tokyo's soul》(「Modern Legacy」セール/Lot 025)
 3月12日(木):11:00-19:00
 3月13日(金):11:00-19:00
 3月14日(土):11:00-19:00
会場:東京国際フォーラム ロビーギャラリー

④ オークション会場
 トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」:3月14日(土)11:00-12:00
 「Modern Legacy」オークション:3月14日(土)14:00-
 「Bloom Now」オークション:3月15日(日)14:00-
会場:東京国際フォーラム ホールD5



⑤ 地上広場ポップアップ(※こちらには美術作品の展示、およびスタンプラリーはございません。)
 3月12日(木):11:00-17:00
 3月13日(金):11:00-17:00
 3月14日(土):13:00-17:00
 3月15日(日):13:00-17:00
会場:東京国際フォーラム 地上広場

対談イベント「市場の目線/批評の視点——Modern Legacyセールを
めぐる対話」(1月29日(木)開催)のトーク記録を公開!


シングルオーナーコレクションセール「Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」の先行下見会にあわせ、2026年1月29日(木)に代官山ヒルサイドフォーラムにて開催した対談イベント「市場の目線/批評の視点——Modern Legacyセールをめぐる対話」のトーク記録を公開いたしました。
本イベントでは、批評家・南島興氏を迎え、市場と批評それぞれの視点を交差させながら、本コレクションが内包する時代性や価値観、そしてそこから浮かび上がるコレクターの審美眼について議論が展開されました。作品をどのように読み解くのか、またコレクションとは何かを改めて考える機会となった本対話の内容を、ぜひご覧ください。

■テキスト記録公開場所:https://www.sbiartauction.co.jp/news/article/204

「Modern Legacy」 オークションよりハイライト作品の解説動画を公開!
第一弾は斎藤義重、第二弾はジェームズ・ローゼンクイスト




「Modern Legacy」オークションのハイライト作品解説動画を公開いたします。
第一弾では、戦後日本美術を代表する前衛作家であり、日本の芸術運動「もの派」の作家たちを支えた存在としても知られる斎藤義重の《作品 1》を取り上げました。
第二弾として、ポップアートを代表する画家、ジェームズ・ローゼンクイストによる、60年代末アメリカ現代美術の空気感を色濃く感じさせる作品《Untitled》を取り上げた動画も近日公開予定です。
ぜひご覧ください。

・解説動画:斎藤義重《作品 1》 
・SBIアートオークション YouTubeチャンネル

「Modern Legacy」&「Bloom Now」オークション開催概要


■「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th&21st Century Masters」
オークション:
 日時:2026年3月14日(土)14:00-
 会場:東京国際フォーラム ホールD5(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
下見会:
 日時:
2026年3月12日(木)11:00-19:00
2026年3月13日(金)11:00-19:00
2026年3月14日(土)11:00-13:00
 会場:東京国際フォーラム ホールD7 (〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
 参加方法:会場、電話、書面、またはオンライン入札
 オークション進行の視聴:YouTube Streaming


■「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」
オークション:
 日時:2026年3月15日(日)14:00-
 会場:東京国際フォーラム ホールD5(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
下見会:
 日時:
2026年3月12日(木)11:00-19:00
2026年3月13日(金)11:00-19:00
 会場: 東京国際フォーラム ホールD1、D7(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
 参加方法:会場、電話、書面、またはオンライン入札
 オークション進行の視聴:YouTube Streaming

■SBIアートオークションとは

20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。(※)2025年1月現在

■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
 購入方法詳細

■今後のオークションスケジュール(予定)
「第79回SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION」
開催日:2026年 4月10日(金)、11日(土)

「第80回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」
開催日:2026年5月22日(金)、23日(土)

■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。
会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日

 ホームページ
 Instagram
※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。

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NEWS - 2026.02.27

対談イベント記録「市場の目線/批評の視点——Modern Legacyセールをめぐる対話」

国内の重要なシングルオーナーコレクションに焦点を当てた「Modern Legacy : An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」セールの先行下見会において、批評家・南島興氏を迎え、コレクションというまとまりをどう読むか、対談イベントを実施しました。本イベントでは、下見会という一回限りの総体を手がかりに、作品群とコレクションの面白さを市場と批評、それぞれの観点から辿りました。本稿では、両者のズレも含めて対話を記録し、作品や作家・展示を見る解像度を上げるヒントとしてお届けします。



【開催概要】
対談イベント「市場の目線/批評の視点——Modern Legacyセールをめぐる対話」
日時:2026年1月29日(木)18:00-19:30
会場:代官山ヒルサイドフォーラム
登壇者:南島興氏(批評家)、加来水緒(SBIアートオークション 営業企画部次長)

【登壇者プロフィール】
南島興(みなみしま・こう)
批評家。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了(西洋美術史)、博士課程後期中退(美学)、横浜美術館学芸員を経て、現在はフリーで執筆・レクチャー、またアートライティング講座やYoutubeチャンネル「美術どうでしょう」の企画など。全国の常設展・コレクション展をレビューするプロジェクト「これぽーと」主宰。共同通信「見聞録」連載中。

加来水緒(かく・みお)
SBIアートオークション株式会社 営業企画部次長 兼 オークショニア。慶應義塾大学大学院 美学美術史学修了。2008年に国内アートオークション会社に入社、東京、香港、シンガポールにおいてアートオークションの企画・運営を行う。2021年より現職。2019年より青山学院大学総合文化政策学部にて「マーケットから見た美術史」の授業を担当。

1. 第一印象:個人コレクションの手触り
加来:
美術館で収集の担当もなさっていた南島さんから見て、本先行下見会はいかがでしょうか。

南島(敬称略、以下同じ):
美術館のように明確な方針に基づいた収集というより、その時々の関係性や注目、美意識が積み重なって、時代の厚みが刻まれている印象です。またリトグラフやドローイングのような小ぶりな作品など、美術館収蔵品とは異なる「個人が長年愛好してきた手触り」を感じる作品が複数ありました。
時代としては中心は50-60年代にありつつ、その周縁への広がりもあるコレクションですね。

2. 下見会という展示:価値のヒエラルキーと「分散」の前提
南島:
展示空間の中心には、価格帯でも最上位に位置する藤田嗣治《エレーヌ・フランクの肖像》が据えられています。こうした価格による価値のヒエラルキーが明確であるところが、美術館展示とは大きく違います。

加来:
下見会は入札検討者が実物を見て判断する場で、ゴールは購入・所有です。高いものが良いとは限りませんが、仕組み上「高額作品をどう見せ、どう買っていただくか」は重要な前提です。
見せ方としては、コンディションが見分できるクリアさを重視し、同一作家や同時代・関連ムーブメントは近くに配置しています。会場の自然光も活かし、家に飾った時のイメージができる空間を意識して展示しています。

南島:
一般的に美術館は網羅性(時代の連続性)を重視し、どこか欠落があると一点の「お宝開陳」展示にもなりやすい。一方オークションは競りを通じて作品が分散することが決まっていて、総体を永続的に保持する前提ではないところが、展示構成上の観点として根本的に違うようですね。
そして目の前の総体は、まさに今この瞬間だけ存在している。その一回性が特殊で、コレクターの活動というおぼろげなものを、いま限定で論じられること自体が特殊な体験だと感じます。つまり、いま私たちはなくなるものについて語っているわけです。



3. 作品群の読み:時代ごとの論点
3-1. 19世紀末から20世紀初頭:周縁性/遅れの創造性
南島:
このメイン展示室を見てまず思うのは、エドワルド・ムンク、藤田嗣治、ジョルジョ・デ・キリコ、エゴン・シーレ、タマラ・ド・レンピッカ……どこか周縁的な要素を感じさせる作家が並んでいるということです。
ムンクはノルウェー、シーレはウィーン、藤田はエコール・ド・パリの中でマイノリティとして評価されてきた。デ・キリコはギリシャ生まれでイタリアの作家でもあるけれど、どこの流派にも属さず、形而上絵画という独自の作風で生き続けた。
もう一点、ここは生年で見るとさらに面白くて。
例えば《アヴィニョンの娘たち》(1907年)をピカソが25~26歳で描いたとき、デ・キリコは19歳、シーレは17歳の頃です。つまり彼らは、高校生くらいの時に10歳上の先輩たちがキュビスムを始めた。また未来派は1909年のマリネッティによる「未来派宣言」に始まります。こうした大きな動きを見て、下の世代は「自分はどうする?」と考えなかったはずがないです。
そこでの選択肢は大きく三つ。一つは亜流になっていく。キュビスムならキュビスム風の絵画や写実的な画法との折衷として生きていく道もある。一つは古典回帰。これは前衛を否定するという立場ですね。そして、もう一つは第3の道として孤独に自分の作風を確立する道です。私の感覚では、デ・キリコはまさにその路線で、前衛とは別の方向へと独自の作風を立ち上げていくんです。これを「じゃあ今だったら?」とか「1960年を基準にしたら「遅れた」人は何をした?」みたいに考えるのも面白い。

加来:
「周縁性・遅れ」という観点では、極東・日本のコレクションであること自体も、欧米中心の物差しに照らせば通じるところがありますね。

南島:
今回のデ・キリコ《偉大な形而上学者》は、MoMA所蔵の同名油彩(1917年)を立体化したものに見える。そういう反復を見ると、デ・キリコは、形而上絵画が評価されたことで「これじゃないといけない」と縛られていったではと感じます。マーケットとの関係のなかで苦闘した人生だったのかな、と。
私は大学時代ジョルジョ・モランディを研究していたんですが、デ・キリコ、カルロ・カッラ、モランディの3人は、形而上絵画を1910年代に取り組んだ後に、全く別の道に向かいます。デ・キリコはその後も同じ作風を続けた。カッラは古典回帰。モランディは静物画へ進んだとされます。だから「前衛から遅れた世代」のパターンとして、デ・キリコ型/カッラ型/モランディ型みたいな見方ができる。作家がどう変遷したのか、批評としても研究としても面白い。



3-2. 戦後直後:実存のムードと別の可能性
南島:
ジョルジョ・ルオーやベルナール・ビュッフェには、日本の1950-60年代における実存主義的なムードと通じるものがあり、すごく時代の影を感じますね。

加来:
両作家は国内にもコレクターが多く、オークションにも比較的出ます。今回の方もお好きだったようで、コレクションに複数点入っています。

南島:
そう、だから余計に「日本の方のコレクションだな」という感じがする。
作品で言うと、ビュッフェ《Rue de village》が1946年作というのが興味深い。戦後直後で物資もないし、作品が消失しているケースもあるし、そもそも絵を描くことが自体が難しい時代。この時期の作品は相対的に少なく、46年作が残っていること自体に希少性があると思います。
しかも本展示では、隣に1953年の静物画(《Nature morte aux bouteilles》)が並んでいて、そこでは黒い輪郭線で、いわゆるビュッフェの作風に至っている。つまり46年作は、その一歩手前で、まだ作風が固定化しきっていない。デ・キリコの画業とも重なるかもしれませんが、私には、本作に「ビュッフェになる前のビュッフェ」の可能性が見えます。
作家が誰かになっていく、作家って何なのか、コレクターやマーケットとの関係は何なのか……そういうことに思いを馳せる入口になる作品だと思います。

加来:
ビュッフェにも、デ・キリコみたいに悩みがあったのかもしれないですね。

南島:
ルオーも制作年が1940-48年で、戦争の色を強く残しています。それから面白いのが、ビュッフェもルオーも、どちらも画面の真ん中に「道」があることです。一つは何もない道、一つはキリストがいる道。どちらにも戦後直後の祈りや実存的不安が反映されていて、この2点の取り合わせは興味深いなと思いました。



3-3. 抽象/具象:二分法をほどく
南島:
50-60年代はアンフォルメルや抽象表現主義の動きを筆頭に抽象の時代とされますが、表面的な抽象/具象という区分はあまり重要ではありません。抽象的に思える作品にも具象的なモチーフは入り込むし、色のトーンの調整や構成によっては具象的に見える作品も、抽象的に感じる。難波田龍起の《三月の建物》は、右上の緑の丸みたいな形が、形而上絵画に出てきそうなモチーフに見えたりして、美術史上の具体的な作品への参照がいくつか混ざり合っている感じがします。構成主義的な意味での抽象よりむしろ手仕事的な要素もありますね。そういう様々な形式やモチーフが混在する時代として見た方が、コレクションの厚みも理解できると思います。

加来:
ムンクや藤田も集めつつ、こういう戦後抽象も拾っている。多様性が魅力でありつつ、きちんと時代ごとの要所を押さえている感じが面白いですよね。

南島:
はい。ここで重要なのは「抽象か具象か」で割り切らず、例えば山田正亮なら静物画からworkシリーズへみたいに、連続性(バリエーション)として捉えることだと思います。

3-4. 具体以後:構造を変える試みと再評価
南島:
このコレクションの中心の一つは、具体美術に関係した作家たちの「その後」だと思います。具体そのものというより、海外で直に触れて帰ってきたりして、そこから絵画の構造そのものをどう変えるかに実直に向き合っている作品がある。堂本尚郎《連続の溶解 No.19》は、1964年のベネチア・ビエンナーレでの受賞からおそらく2年後の作品ですが、地塗りの赤に黒を重ねて、図と地の関係の意識的な更新をはかろうとする問題意識が見える。
2013年のグッゲンハイム美術館「GUTAI」展を端緒とした具体再評価の流れがありますが、その実態がどういうものなのかを理解することも大切ですし、当たり前ですが、作品の構造をしっかり把握することも必要な作業だと思います。また例えば、堂本の妻であった毛利眞美の画業など、女性の芸術家への注目も欠かせません。
コレクションとしては、このコレクターの方はおそらくこれらの作家と同世代のはずで、そうした同時代性の厚みが示されたように感じます。

3-5. アメリカ:メディウムとしての版画
南島:
ジャスパー・ジョーンズ《SAVARIN (ULAE 183)》は画像で見るよりも実物が良く感じた作品の一つでした。ジョーンズは、一見ポップアート的に既成イメージを使うように見えるけれど、蜜蝋を混ぜて筆跡を残すなど素材性・マチエールを共存させ、イメージと物質性のどちらかに落ちないまま宙吊りで揺れ続ける作家です。それがリトグラフでもちゃんと出ているし、しかもサイズが大きいので、展示の中で目に留まります。

加来:
美術館だと本画中心で、版画は入りにくい、という話も聞きますが、本画/版画の混在をどう見ますか?

南島:
美術館も版画は収蔵します。ただ、重要なのは、版画作家ではない場合は、版画というメディウムがその作家にとってどういう位置づけなのかという点です。
例えば、彫刻家は彫刻の延長線上で版画をやっているタイプの方がいます。立体を作る感覚でやっていることがあるので、単に販売用として作っているわけではない。
ジョーンズの場合、メディウムを変えてもやりたいこと、つまり問題意識は変わらないのだと思います。絵画でこう表れ、版画ではこう表れる、「別バージョン(バリエーション)」として捉えると、版画がむしろ作家性を説明する材料にもなります。



3-6.ミニマリズム/プロジェクト:平面化された作品性
南島:
次にミニマリズムやクリストのような平面が専門ではない作家による平面作品。ここは意外に面白かったです。
例えば桑山忠明の《4 Red Squares (TK1425-65)》は、スタティックな物質性を目指しているのに、このサイズになると逆に歪みや手の痕跡が見え、人間らしさが出てしまう感じがある。いわゆる絵画の時代の後の作品たちで、ほかにもミニマリズム的なものをどういうふうに脱色するかみたいなことに取り組んだ作品もありますが、ポストミニマリズム以降の評価の難しさも改めて感じました。クリストはアートプロジェクトの資料とも捉えられますが、しっかり作品としてのクオリティがある。販売してプロジェクト資金にしていた面もあると思うけれど、単なる説明資料で終わっていません。

4. 来歴とネットワーク:作品が“関係”を連れてくる
加来:
通常のオークションは、多数の出品者から作品が集まるためラインナップに偶然性がある。一方シングルオーナーコレクションは、一人のコレクターの審美眼によるキュレーションが作用し、物語性が立ち上がるように思います。
市場的な魅力としては、来歴が明確である点が大きいです。誰の手を経てきたかは真贋・コンディションに直結し、長年一人の手元にあって世に出ていない「初い(うぶい)」作品は価値が高く評価されます。
また、来歴は直近だけでなくその変遷も注目どころ。例えば、ジェームズ・ローゼンクイスト《Untitled》は、同時代の作家、アンディ・ウォーホルが所有していたという点で特異です。あえてウォーホル作品(《Seated Cat》、《Flowers in Vase》)と並べ、来歴が示す関係を展示で示唆しています。
あと、作家同士の接点も面白いですね。例えば、吉原治良は藤田からのアドバイスにより自分なりの表現を突き詰めて具体に至ったように、作品単体の価値だけでなく関係のネットワークが立ち上がる面白さがある。

南島:
今回出品されているものはすべてコレクターの方が購入されたものなんですか?譲り受けたとかもあるのかなと。

加来:
基本的にはすべて購入されています。どこで購入されたかが分かるものについてはカタログに記載しています。

5. コレクションすること
加来:
コレクションは、集めた方自身の鏡だと思っています。まずは「好き/嫌い」などを手がかりに、自分の嗜好を掘り下げていく入口を作ってみる。オークションは二次市場のため、百貨店的に多様な作品が集まり、ひろく好きなものを探せます。そこで好きな作家が見つかったら、その作家の作品を取り扱っているギャラリーで深く知っていく、というのも良いかもしれません。
一点買うと点となり、次第に点が増えるほど見え方が変わり、時間の経過や生活の中で作品が相棒になっていきます。「私はこういうことを考えてこの年代を過ごしてきたんだな」と振り返ることができるかもしれません。

南島:
美術館時代、調査の一環で収蔵データベースに大正時代の文学者・佐藤春夫の名前を入れたら木村伊兵衛による肖像写真が出てきた。美術館が佐藤春夫を意識的に集めたわけではなく、おそらく木村伊兵衛関連の収蔵として受け入れた中に偶然眠っていたのでしょう。そういうものが後から来た人に掘り当てられて、新しいアイデアが生まれる。収蔵庫は、こうして蠢く「海」のようで、他人が様々な角度から取り上げた連関が無限に立ち上がってきます。美術館に入ってはじめて感じたのは、そういう可能性と恐ろしさが同居している収蔵庫の不思議な存在感でした。集めた側も、未来の読み替えまでは予測することはできません。そこに面白さがあると思います。

加来:
コレクションって、1回始めたら止まらなくなることもありますし、逆に1点でも手放したらもう興味がなくなってしまうというお客様もこれまでに見てきました。コンプ欲と、そのコンプが崩れた瞬間に突然興味を失うことの面白さみたいなのは、今までシングルオーナーコレクションセールを取り扱いさせていただいたときに感じた奇妙さですね。



6. 質疑応答
Q:ビュッフェやルオーで「日本っぽい」という話がありましたが、日本/海外で好まれる作家や傾向はあるのでしょうか?
A:
南島:
私が話したのは、単純にビュッフェやアントニ・クラーベが日本の60年代前後に流行ったという意味でした。「日本人的な」という意味では、実存主義的なムード、また日常的な感覚で親しみやすい風景や静物画は、日本の絵を習っている人や絵を知り始めた人たちにとっては多分手に取りやすく、共感もしやすい作品なのではないかと思います。

加来:
マーケット観点では、例えば草間彌生を取り上げると、欧米はインフィニティネット、アジアはかぼちゃが人気。前者は美術史的な文脈におけるその革命性や後世への影響を評価していて、後者はぱっと見のアイコン性があるものが好まれるなど、地域差が出ますね。
あと、日本の戦後作家は欧米からの入札も強い例があり、欧米の美術史的物差しで評価される作品は海外勢が入りやすいというように思います。

Q:もし南島さんが、この中にある作品から(諸々の事情抜きに)1点選ぶならどれですか?
A:
南島:
自分の趣味ですね。ジャスパー・ジョーンズの版画はいいのですが、ちょっとサイズが大きい。難波田の《三月の建物》は良かったと思います。さきほども触れたように、色々な要素が含まれている作品でした。今回の展示の位置的にも目に留まりやすい感じがします。

加来:
その意味で言うと展示の場所は重要ですね。
あと、先ほどのご質問にも通ずるかもしれませんが、特に日本のお客様に関しては小さめの作品を好まれる傾向というのはやはりあります。欧米のお客様はお家がそもそも広いですから、大きな作品を躊躇なく買える空間を持っているし、大きさ、壮大さやインパクトみたいなところに価値を置いているところもあります。

Q:今回の展示もこの方のコレクションの一部でしかないのだと思うのですが、この展示から、未出の作品を想像できたりしますか?
A:
南島:
時代順で見ると、確かにいくつか欠けはあるんですね。50年代に妙に具象が多い印象があるなとか、キュビスムや抽象絵画、あるいはミニマリズム周辺はここにないものがもう少しあるのかもしれない。

加来:
そうですね。ちなみに、5月に同じ方のコレクションのセールがございます。実はそちらでは日本美術がメインになっていて、点数的にはかなり多くお持ちです。よろしければまたその時にご覧をいただいたら、このコレクションの多様性も見ていただけるかと思います。

南島:
それと、コレクションを今手元にある作品の中でだけ考えようとすると、限界があるかもしれません。美術館での収集も、既存コレクションをより豊かに見せるために何を足すかというのが基本的な発想としてあります。つまりゼロベースで始まるのではないということです。
あと、自分のコレクションの外にひとつ作品を置いてみることで、いまある総体の見え方が変わることもあると思います。例えばここにモランディがあったら・フォンタネージがあったら、この展示はこういう風に見える、という話です。
皆さんがもしコレクターだとしたら、自分のものとそれ以外とが互いに響き合うことで見えてくるみたいなのが、コレクションの面白いところかもしれないですね。

Q:長期的に「残る」作家/作品の条件はあるのでしょうか?
A:
南島:
表層ではなく、作品や言説のなかにある一貫した構造(OS)があることではないでしょうか。妙な言い方になりますが、面白い作家は「30年前と言ってること同じだな」ということがあると思うんですよ。これは時代に遅れてるんじゃなくて、時代が動いてるのに変わらないし、なぜかそれで説明できてしまうという点に驚くべきなんだと思っています。勿論その時に出す例は変わる。今だったらAIの例を言うでしょうね。だけど言ってる内容をロジックだけ取ってくると同じという。
メディウムが変わってもその中核が存在していれば、いつか誰かがそれを解読できると思います。

加来:
マーケットの視点としては、より生々しい観点として、国内外の同時代的な作家、研究者、美術館、ギャラリー、批評家等のステークホルダーの多さ=ネットワークの厚みと、そしてそのネットワークがどこに繋がっているかが、残りやすさに影響すると考えています。
グッゲンハイム美術館のGUTAI展の話もありましたが、展示による再評価の後、市場がどうなったかというと、白髪作品とかのもう争奪戦になるわけですよね。美術界のステークホルダーがその作家やその運動に着目しておこうという動きがあったが故の結果なので、アートワールドのどこに属すか、そしてタッチポイントが多ければ多いほど、残りやすいとは感じています。

南島:
この問いへの答え方の違いが、正にこのダイアローグの意味な気がしてきました。すごい良い違いでしたね。
確かに、人的なネットワークもすごく大事だと思います。作品を見続けてケアし続ける人がいるかどうかは、物理的な保存の意味でも重要だと思います。
そして、いまここにいる我々も、その中のどこかにも関わっているわけであって、ある種の責任感みたいなものも大事だろうなみたいなことは、コレクションするしないは関係なく、そう思いました。

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PRESS - 2026.02.26

二社合同企画の特別下見会が韓国で3月末初開催-日本を代表する二つのオークションハウスによる、はじめての海外合同企画展-

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株式会社毎日オークション(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡澤利栄)とSBIアートオークション株式会社(東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、二社合同企画となる特別下見会「MAINICHI x SBI JOINT VIEWING」を韓国・ソウルで開催いたします。

韓国と日本、美術における「伝統」と「現代」
韓国と日本は、古くから歴史的に深い文化交流を重ね、芸術への高い関心を共有してきました。なかでも、朝鮮陶磁が持つ美学的な奥行きは、日本の審美眼にも大きな影響を与えてきました。そして今日に至るまで、韓国と日本の美術館やアートシーンは絶え間ない交流を続けています。こうした交流の延長線上として、本下見会では、韓国と日本の美術における「伝統」と「現代」を併せてご紹介いたします。

毎日オークションは、朝鮮時代陶磁の精髄を伝える優れた作品を中心に、日本で長く眠っていた韓国美術の名品を厳選して展示いたします。あわせてSBIアートオークションは、韓国でも高い注目を集める日本の現代作家の作品をご紹介いたします。

日韓、オークションハウスの協奏
日本を代表する二つのオークションハウスである毎日オークションとSBIアートオークションがはじめて合同で行う下見会場となるのは、ソウルオークションの江南センターです。

日韓の美術を、時代を超えて繋ぐ試みである本下見会を、韓国を代表するコレクターや美術館と緊密な関係を築いてきたソウルオークションで開催できることは、より一層意義深く喜ばしいものと感じております。


本下見会メインビジュアル 「高麗青磁鴨形水滴」

李朝古美術 国境と時代を越えた逸品
毎日オークションでは、2026年4月と5月に開催するオークションから選出した韓国古美術の優品群25点と、韓国現代美術を代表する作家・鄭相和の大作を含む5点を展覧いたします。

このうち「李朝染付盆栽花鳥文壷」は 18世紀の作品で、大きさがありながら破綻なく美しい形姿に、盆栽に小禽という珍しい意匠が施された傑作です。また、12世紀に作られた「高麗青磁鴨形水滴」は蓮茎を咥えた鴨を象った瀟洒な作品です。動植物の姿を模した象形青磁は、高麗独自の美感を高い技量で表した高麗青磁の達成の一つに数えられ、同意匠の水滴は韓国の国宝に指定されております。以上の2点をはじめとした高麗・李朝の陶磁器を中心に、華角張の箱など多彩な作品を取り揃えております。

国境を越え、時代を超えて愛蔵されてきた韓国芸術の優品をこの機会にぜひご覧ください。


左:《李朝染付盆栽花鳥文壷 》
右:《高麗青磁鴨形水滴》

ジャパニーズコンテンポラリー 現在進行形の鮮やかな表現
今回展覧する作品群の中核をなすのは、加藤泉の60号のキャンヴァス作品です。加藤は、原始的な生命体と有機的なフォルムを組み合わせた特徴的な彫刻・絵画作品で知られており、その作品世界は、SBIアートオークションが2024年10月に開催した韓国下見会でも注目を集めました。そのほか、福岡を拠点に日本画の造形的な特徴と80年代の漫画やレコードジャケットのイラストを組み合わせることで独自の都会的な表現を確立したKYNEの作品や、日常生活の中で気に留まったシーンをスマートフォンで撮影し、印象的な筆致で描き上げる今井麗の人気モチーフであるバタートーストなど、2026年5月開催オークションの出品作品を中心に、17点(予定)をご紹介いたします。


左:加藤泉《無題》、2009年、油彩、キャンヴァス
中央:KYNE《Untitled》2020年、アクリル、キャンヴァス
右:今井麗《DADA PAN》2020年、油彩、キャンヴァス

「MAINICHI x SBI JOINT VIEWING」開催情報
MAINICHI x SBI JOINT VIEWING
日程:2026年3月20日(金)13:00-19:00
2026年3月21-22日(土-日)10:00-19:00
会場:ソウルオークション 江南センター 3F
(864, Eonju-ro, Gangnam-gu, Seoul, Republic of Korea)
下見会は、事前の手続きの必要はなく、どなたでもお気軽にご覧いただけます。
特設ページ:https://www.my-auction.co.jp/event/846_Korea/ 

毎日オークション開催情報
第846回 古美術メインオークション
日程:2026年4月11日(土)12:00-
下見会:2026年4月9-10日(木・金)10:00-18:00、11日(土)10:00-12:00

第849回 絵画メインオークション
日程:2026年5月16日(土)13:00-
下見会:2026年5月14-15日(木・金)10:00-18:00、16日(土)10:00-12:00

会場:毎日オークション 東京本社
(〒135-0063 東京都江東区有明3-5-7 TOC有明ウエストタワー5階)
参加方法:会場、電話、書面、またはオンライン入札

SBIアートオークション開催情報
第80回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART
日程:2026年5月22・23日(金・土)
下見会:2026年5月20-23日(木-土)

会場:ヒルサイドフォーラム
(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階)
参加方法:会場、電話、書面、またはオンライン入札

毎日オークションについて



毎日オークション

毎日オークションは、「私たちは、すべての人と世界をアートでつなぐ「架け橋」となり、文化的で豊かな社会の実現をお手伝いします。」というパーパスのもと、アートオークション事業を通じて、公明正大な取引が保証される二次流通市場の提供や文化の継承に貢献しています。創業は1973年。1989年に美術品に特化した公開型オークション事業をスタートし、アート作品をはじめ、西洋装飾美術や日本陶芸・古美術・ジュエリー・時計・酒類など幅広いジャンルを取り扱っています。年間30回以上のオークション開催、年間出品数3万ロット、日本最大級の取り扱い点数を誇ります。さらに国内の主要オークション会社におけるシェア率は42.49%(※)に及び、毎日オークションは日本におけるに美術業界のリーディングカンパニーとして、多様なお客様の想いや価値を未来へ繋ぎ続けています。
※2025年3月 『月刊美術』 「2024年美術品競売10社落札総額シェア率」参考

SBIアートオークションについて



SBIアートオークション

SBIアートオークションは、日本と世界のアートマーケットをつなぎ、作品と人、価値と未来を結ぶことを目指して、近現代美術を中心としたアートオークションを企画・運営しています。世界60か国以上のコレクターや愛好家に向け、年間約7回の公開型オークションを開催し、国内外の著名作家の作品を多数取り扱っています。2022年には過去最高の落札総額69.3億円を達成するなど、日本市場における国際的な取引プラットフォームとして確かな地位を築いています。さらに2020年以降は年平均落札率90%以上という高い成約率を堅持することで、日本のアートマーケットにおいて主要オークションハウスの一角として存在感を示しています。オークション事業に加え、プライベートセール、時価査定・買取、アートファイナンスやアドバイザリーなど多様なサービスを通じて、アートマーケットの健全な発展と活性化に取り組んでいます。


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PRESS - 2026.02.12

「SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters/Bloom Now」 受け継がれる美の系譜と、いま花開く表現

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SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2026年3月14日(土)に「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」、3月15日(日)に「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」を開催いたします。

「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」



「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」オークションは、国内の重要なシングルオーナーコレクションに焦点を当てた特別なセールです。本オークションでは、20世紀から21世紀にかけて制作された名作を通じて、美術史の流れと、一つのコレクションが築いてきた審美の軌跡を紹介します。長い時間をかけて選び抜かれ、静かに受け継がれてきた作品群は、時代や地域を越えた芸術の普遍性を雄弁に物語ります。

本セールの中核を成す藤田嗣治《エレーヌ・フランクの肖像》は、藤田がパリにおいて国際的な評価を確立した黄金期に制作された重要作です。「乳白色の下地」と呼ばれる独自の技法によって描かれた人物像は、繊細さと強い存在感を併せ持ち、衣装や室内表現に至るまで緻密に描き込まれた画面は、1920年代パリの洗練された文化的空気を今に伝えます。

20世紀初頭のヨーロッパ美術を代表する作家として、エドワルド・ムンクとエゴン・シーレの作品も出品されます。ムンクによる《Madonna (Schiefler 33; Woll 39)》は、生と死、官能と神秘が交錯する象徴的主題として知られ、油彩と版画の双方で展開されました。版画作品では、身を捩る女性像の周囲を装飾的な枠が囲み、左下には胎児を思わせるモチーフが描かれています。一方、シーレは極めて個人的で鋭い人体表現を確立した夭折の画家で、《Weiblicher Akt》では、虚飾を削ぎ落した線描により、作家特有の人間の内面をも映し出すかのような大胆なポーズの女性像を描いています。

アメリカ美術からは、ポップ・アートを代表するジェームズ・ローゼンクイストの1969年作品が登場します。ビルボード(看板絵)・ペインターとしての経験を背景に、消費社会にあふれるイメージを拡大・断片化し、コラージュのように再構成する手法によって、視覚情報が持つ魅力と不安を同時に浮かび上がらせました。

本セールには、大型から小型まで希少な彫刻作品も複数出品されます。アニッシュ・カプーア《Untitled》は、緩やかに湾曲したステンレススチールの表面に施された色彩が周囲の空間を取り込み、鑑賞者の知覚や存在認識を揺さぶります。ジャウメ・プレンサ《Tokyo’s soul》は、胎児のような姿勢で座る人物像を通じて、沈黙や内省といった主題を提示し、鑑賞者に自身の内面と向き合う時間をもたらします。さらに、近代彫刻の基礎を築いたオーギュスト・ロダンによるヴィクトル・ユゴーの胸像は、「精神の彫刻」とも称されるロダン芸術の本質を示しています。

「Modern Legacy」は、名作を一堂に集めるだけでなく、時代や地域を越えて形成されたコレクションを通じて、美術史を立体的に捉える機会を提供します。受け継がれてきた美の系譜をあらためて見つめ直す、極めて特別なオークションとなるでしょう。

■オークション実施概要
「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th&21st Century Masters」
オークション:
日時:2026年3月14日(土)14:00-
会場:東京国際フォーラム ホールD5(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
オンラインカタログ(2026年2月12日(木)公開予定)
下見会:
日時:
 2026年3月12日(木)11:00-19:00
 2026年3月13日(金)11:00-19:00
 2026年3月14日(土)11:00-13:00
会場:東京国際フォーラム ホールD7 (〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
参加方法:会場、電話、書面、またはオンライン入札
オークション進行の視聴:YouTube Streaming

「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」



昨年よりオークションタイトルを「Bloom Now」と改め、2022年から継続して開催している3月セールには、今年も春の始まりを彩るような、現代において多様に展開する表現を纏う作品が揃いました。歴史的文脈を背負う作品と、現在進行形の表現が交差することで、新たな視点を提示します。

本オークションの注目作品の一つは、武田鉄平の《絵画のための絵画 040》です。2022年の当社オークションで記録的な落札結果を収めた「絵画のための絵画」シリーズに属する本作は、国内でも取り扱いの少ない希少な作品です。大胆なブラッシュストロークの背後に潜む緻密な線描は、鑑賞者を驚かせ、そして魅了し続けます。

一方で、ポップ・アートを牽引したロイ・リキテンシュタインやトム・ウェッセルマンの作品も登場します。リキテンシュタインの《The Couple (Corlett 175)》は、赤・黄・青・黒などのシンプルな色調で構成された木版画の作品です。エディション50点のうちの1点は、ニューヨーク近代美術館にも収蔵されています(収蔵番号:11.1987.4)。ウェッセルマンの《Double Study for Bedroom Painting #2》は、1960年代頃から展開されたBedroom Paintingシリーズの習作で、女性の身体とオレンジ、タバコ、灰皿などの日常的なモチーフを大胆な構図と色彩で描いている点が特徴的です。

そのほか、李禹煥の代表的な「線より」シリーズから《From the Line》が出品されます。1970年代より制作された同シリーズは、上から下へと引かれた線が横に並び、余白を生み出すことで、鑑賞者の想像力を喚起します。また、スペイン出身のアーティスト、ハビア・カジェハによる《No Words Today》は、国内でも稀な高さ約2メートルに及ぶ大型キャンヴァス作品です。鮮やかな黄色の背景に描かれた作家特有の可愛らしい目の大きな人物像にも注目が集まります。

「Bloom Now」は、コレクションの出発点となる一作から、既存の視点を更新する作品まで、幅広い層に開かれたセールです。過去から現在へと連なる芸術の流れのなかで、ぜひここでしか出会えない一作を見つけてみてはいかがでしょうか。

■オークション実施概要
「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」
オークション:
日時:2026年3月15日(日)14:00-
会場:東京国際フォーラム ホールD5(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
オンラインカタログ(2026年2月13日(金)公開予定)
下見会:
日時:
 2026年3月12日(木)11:00-19:00
 2026年3月13日(金)11:00-19:00
会場: 東京国際フォーラム ホールD1、D7(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
参加方法:会場、電話、書面、またはオンライン入札
オークション進行の視聴:YouTube Streaming

トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」



シングルオーナーコレクションセール「Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」(2026年3月、於東京国際フォーラム)にあわせ、トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」を開催します。

東京ステーションギャラリー学芸員・若山満大氏をお招きし、本セールのメインロットである《エレーヌ・フランクの肖像》(1924年)を起点として、作家・藤田嗣治の足跡・画業・交友関係についてお話しいただきます。藤田の作品をコレクションすることの意味について考えるきっかけとなりましたら幸いです。

■開催概要
トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」
日時:2026年3月14日(土)11:00-12:00(受付開始:10:30-)
会場:東京国際フォーラム ホールD5(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
登壇者:若山満大氏(東京ステーションギャラリー 学芸員)
※ 事前申込制、参加無料
トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」 参加申込フォーム – フォームに記入する



■登壇者プロフィール
若山満大(わかやま・みつひろ)
東京ステーションギャラリー学芸員。主な関心領域は、日本近現代美術史および写真史。愛知県美術館学芸員、あいちトリエンナーレ2016キュレトリアルチーム、アーツ前橋学芸員などを経て現職。2025年夏には、写真をキーワードに藤田嗣治の生涯を読み解く展覧会「藤田嗣治 絵画と写真」を企画し、フジタ研究に新たな視点を提示した。そのほか、「大西茂」(2026)、「安井仲治」(2023–2024)、「甲斐荘楠音」(2022)など、独自の表現を切り拓いた異才たちの個展を多数手がけている。共編著に『Photography? End?──7つのヴィジョンと7つの写真的経験』(magic hour edition、2022)。

SBI ART AUCTION TOKYO 2026
サテライト展示、ポップアップのほか、スタンプラリーも開催!



「Modern Legacy」および「Bloom Now」各セールの下見会・オークション開催期間中、下記の会場・日時にてスタンプラリーを実施いたします。ぜひ各会場を巡り、スタンプを集めてお楽しみください。すべてのスタンプを集めていただいた方には、オリジナルステッカーをプレゼントいたします。
また、東京国際フォーラム地上広場では、今年もポップアップを開催いたします。ART FAIR TOKYO 2026のチケット、もしくは当社からのご案内メールをご提示いただいた方には、コーヒーを1杯プレゼントいたします。ぜひお気軽にお立ち寄りください。

① 「Modern Legacy」下見会会場-メイン会場
 3月12日(木):11:00-19:00
 3月13日(金):11:00-19:00
 3月14日(土):11:00-13:00
 会場:東京国際フォーラム ホールD7

② 「Bloom Now」下見会会場-メイン会場(※一部の作品は会場①ホールD7に展示されています)
 3月12日(木):11:00-19:00
 3月13日(金):11:00-19:00
 会場:東京国際フォーラム ホールD1

③ ジャウメ・プレンサ《Tokyo's soul》(「Modern Legacy」セール/Lot 025)
 3月12日(木):11:00-19:00
 3月13日(金):11:00-19:00
 会場:東京国際フォーラム ロビーギャラリー

④ オークション会場
 トークイベント「知っておきたいフジタの話 足あと・筆あと・そして人々」:3月14日(土)11:00-12:00
 「Modern Legacy」オークション:3月14日(土)14:00-
 「Bloom Now」オークション:3月15日(日)14:00-
 会場:東京国際フォーラム ホールD5


⑤ 地上広場ポップアップ(※こちらには美術作品の展示、およびスタンプラリーはございません。)
 3月12日(木):11:00-17:00
 3月13日(金):11:00-17:00
 3月14日(土):13:00-17:00
 3月15日(日):13:00-17:00
 会場:東京国際フォーラム 地上広場

■SBIアートオークションとは


20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。(※)2025年1月現在

■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
購入方法詳細

■今後のオークションスケジュール(予定)
「第79回SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION」
開催日:2026年 4月10日(金)、11日(土)

「第80回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」
開催日:2026年5月22日(金)、23日(土)

■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。

会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日

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※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。

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