NEWSニュース

AUCTION - 2026.01.27

【落札結果&次回出品募集】第76回 SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art

2026年1月24日、25日開催のオークション「Modern and Contemporary Art」の落札結果をご報告をいたします。
ご参加いただき誠にありがとうございました。

総額:1,051,859,000円
落札率:90.0%

>> 落札結果 [オンラインカタログ]
>> 落札結果 [PDF]

◆落札結果ハイライト
落札価格には手数料(消費税別)が含まれています。


Lot. 116
草間 彌生
Infinity Nets
100,000,000 - 150,000,000 JPY
Price Realized 115,000,000 JPY


Lot. 115
草間 彌生
かぼちゃ
40,000,000 - 70,000,000 JPY
Price Realized 63,250,000 JPY


Lot. 117
草間 彌生
Nets
20,000,000 - 30,000,000 JPY
Price Realized 31,050,000 JPY


Lot. 120
奈良 美智
I'm Starved (No. YNF2930)
30,000,000 - 50,000,000 JPY
Price Realized 52,900,000 JPY


Lot. 122
奈良 美智
Untitled (No. YNF1407)
3,000,000 - 5,000,000 JPY
Price Realized 25,875,000 JPY


Lot. 121
奈良 美智
To Exploit People of Nature (No. YNF3849)
8,000,000 - 14,000,000 JPY
Price Realized 23,000,000 JPY


Lot. 072
李 禹煥
From Point
4,000,000 - 7,000,000 JPY
Price Realized 14,375,000 JPY


Lot. 152
アンディ・ウォーホル
Mick Jagger (F. & S. Ⅱ.142)
7,000,000 - 13,000,000 JPY
Price Realized 14,950,000 JPY


Lot. 158
ジャン・ミッシェル・バスキア (After)
Piano Lesson
5,000,000 - 8,000,000 JPY
Price Realized 8,395,000 JPY


Lot. 170
ジャン・ピエール・カシニョール
Les Trois parapluies
2,000,000 - 3,000,000 JPY
Price Realized 4,830,000 JPY


Lot. 199
今津 景
Red Lines
3,500,000 - 5,500,000 JPY
Price Realized 11,500,000 JPY


Lot. 203
西村 有
a boy playing
1,000,000 - 1,500,000 JPY
Price Realized 3,680,000 JPY


Lot. 230
植田 正治
モデルとゲイジュツ寫眞家たち
300,000 - 500,000 JPY
Price Realized 2,530,000 JPY


Lot. 233
奈良原 一高
秘密 (「静止した時間」より)
300,000 - 500,000 JPY
Price Realized 1,069,500 JPY


Lot. 251
ナン・ゴールディン
Trees by the river, Munich
200,000 - 300,000 JPY
Price Realized 1,069,500 JPY

◆開催予定と出品募集
第77回 SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters
開催日:2026年3月14日(土)
下見会:2026年3月12日(木)- 14日(土)
出品受付は締め切りました。

第78回 SBIアートオークション|Bloom Now
開催日:2026年3月15日(日)
下見会:2026年3月12日(木)- 14日(土)
出品受付は締め切りました。

第79回 SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION
開催日:2026年4月10日(金)- 11日(土)
出品受付締切:2026年2月17日(火)

出品をお待ち申し上げております。
査定は下記からお申込みいただけます。
ご検討くださいますようお願いいたします。
>> 査定依頼

◆問合せ先
SBIアートオークション
TEL: 03-3527-6692 FAX: 03-3529-0777
Email: artauction@sbigroup.co.jp

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NEWS - 2026.01.15

対談イベント「市場の目線/批評の視点——Modern Legacyセールをめぐる対話」

シングルオーナーコレクションセール「Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters」(2026年3月、於東京国際フォーラム)のハイライト作品を集めた先行下見会にあわせ、対談イベント「市場の目線/批評の視点——Modern Legacyセールをめぐる対話」を開催します。
批評家・南島興氏を迎え、市場と批評の視点を対談形式で交差させながら、本コレクションが示す時代性や価値観、そこから立ち上がるコレクターの審美眼を掘り下げます。
作品を見る“目”のヒントと、コレクションすることの面白さに触れる機会として、ぜひご参加ください。

【開催概要】
対談イベント「市場の目線/批評の視点——Modern Legacyセールをめぐる対話」
日時:2026年1月29日(木)18:00-19:30(受付開始:17:30-)
会場:代官山ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1F)
登壇者:南島興氏(批評家)、加来水緒(SBIアートオークション 営業企画部次長)
※事前申込制、参加無料
対談イベント「市場の目線/批評の視点——Modern Legacyセールをめぐる対話」 参加申込フォーム – フォームに記入する
   
【登壇者プロフィール】

南島興(みなみしま・こう)
批評家。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了(西洋美術史)、博士課程後期中退(美学)、横浜美術館学芸員を経て、現在はフリーで執筆・レクチャー、またアートライティング講座やYoutubeチャンネル「美術どうでしょう」の企画など。全国の常設展・コレクション展をレビューするプロジェクト「これぽーと」主宰。


加来水緒(かく・みお)
SBIアートオークション株式会社 営業企画部次長 兼 オークショニア
慶應義塾大学大学院 美学美術史学修了。
2008年に国内アートオークション会社に入社、東京、香港、シンガポールにおいてアートオークションの企画・運営を行う。2021年より現職。
2019年より青山学院大学総合文化政策学部にて「マーケットから見た美術史」の授業を担当。

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AUCTION - 2026.01.05

[Highlight] 猪熊 弦一郎 | 地図と色 | 2026年1月 Modern and Contemporary Art


 香川県高松市生まれの猪熊弦一郎は、1926年に《婦人像》で第七回帝展へ初入選して以降、パリ遊学、ニューヨークでの活動を経て、東京・ハワイと拠点を移しながら精力的に制作を続けた画家である。ニューヨーク渡航以前の猪熊は、婦人像などの具象画を中心に発表していたが、第二次世界大戦後の活気に満ち、美術界でも抽象表現主義など新たな潮流が生まれていたニューヨークに滞在(1955~75)したことが、猪熊の表現を転換させる契機となった。そして、マーク・ロスコやジャスパー・ジョーンズら同時代の作家たちとの交流を通じて刺激を受けた猪熊は、主に抽象画へと制作の軸を移していった。
 1962年頃から作品タイトルには《都市》や《道》などの「街」に関連する語が登場し始め、画面は畳の目のような短い線で覆われるようになる。猪熊はこの表現を「Confusion and Order(混乱と秩序)」と述べている。碁盤の目状に区画された道を人や車が行き交い、ビルが建ったり壊されたりを繰り返すニューヨークの街は、猪熊にとってまるで生き物のようにうごめき、混乱に満ちた光景として映っていた。しかし、日常的にその風景を眺めるうちに、猪熊にはその混乱がひとつの秩序に従って動いているように見え、むしろ美しいと感じられたという。薄い青色の短い線が画面全体を覆い尽くす《地図と色》(1964)は、ニューヨークという街の雑踏や構造を抽象化して描いた猪熊独自の表現を明確に示している。


* 以下を参照
『猪熊弦一郎展みんなで伝える、好きになる』(展覧会カタログ)丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2018年



Lot.071 猪熊 弦一郎
地図と色
油彩、ボード
100.8 × 75.5 cm (39⅝ × 29¾ in.) 
JPY 4,000,000 - 6,000,000
USD 25,600 - 38,500

作品詳細・参加申込はこちら

【お客様登録(初めての方)】
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【参加申込み】
以下4通りの方法でご入札いただけます。
A. 会場入札
B. 書面(委託)入札
C. 電話による入札
D. オンライン入札
>> 購入方法

書面(委託)、電話、オンライン入札は、ウェブサイトからお申込みいただけます。
是非この機会にお試しください。
※お申込みにはアカウントが必要です。(登録済みのお客様で、ログインアカウントを取得されていない方、お持ちのアカウントでログインできない方は、お手続ください。)
※入札に当たり、作品のコンディション・詳細画像をご確認ください。
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参加申込期限:
[Lot. 001-229] 2026年1月23日(金)17:00迄
[Lot. 230-504] 2026年1月24日(土)17:00迄
※参加申込受付完了メールが届かない場合
当社からのメールが迷惑メールと判定を受けたことにより、届いていない可能性がございます。当社ドメイン@sbigroup.co.jp / @sbiartauction.co.jpが受信できるよう、メール受信許可の設定をお願いいたします。

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PRESS - 2025.12.23

「SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters/Bloom Now」 20~21世紀の名作が集う特別なプライベートコレクション -3月オークション開催を記念し、1月に先行下見会開催決定-

日本語:プレスリリースのダウンロード
ENGLISH:Download the press release
中文:請按此下載新聞稿
한국어 : 보도 자료 다운로드

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2026年3月のシングルオーナーコレクションセール開催を記念し、オークション会期本番に先駆け、2026年1月29日(木)から31日(土)にかけて、代官山ヒルサイドフォーラムにて、先行下見会を開催いたします。同先行下見会は、「Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th&21st Century Master」オークション出品作品の中から、選りすぐりの57点(予定)を展覧いたします。

【先行下見会の展示作品について】
藤田嗣治《エレーヌ・フランクの肖像》は、繊細な線描と柔らかな色調によって、藤田芸術の成熟を示す重要な肖像画です。乳白色の肌の表現に代表される独自の画法は、パリと日本を往還した作家の経験と感性を静かに物語ります。オーストリア美術を代表するエゴン・シーレによる《Weiblicher Akt》は、装飾性を削ぎ落とし、身体の歪みや滑らかな線の構成によって、身体表現の本質に迫る作品であり、20世紀初頭の表現主義の特徴をも感じさせます。エドワルド・ムンク《Madonna (Schiefler 33; Woll 39)》は、生と死、官能と不安といった相反する感情を内包し、観る者の内面に深く訴えかけます。象徴主義から表現主義へと至るムンクの探究を示すこの作品は、時代を超えてなお鮮烈な印象を残します。一方、アンディ・ウォーホルが繰り返し取り上げたモチーフの一つである猫を描いた《Seated Cat》は、ウォーホル自身が生涯を通して飼った猫に対する観察眼を反映したような、リラックスした自然体な様子が柔らかな線と色彩で描かれています。

【2026年3月開催オークションについて】
3月14日(土)に開催される「Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th&21st Century Master」オークションは、20世紀から21世紀にかけて形成された重要な日本のプライベートコレクションに焦点を当てたセールです。長い時間をかけて選び抜かれ、守り継がれてきた作品群は、単なる名作の集積にとどまらず、コレクターの審美眼と時代の精神を映し出します。
翌3月15日(日)には、SBIアートオークションを代表する企画セール「Bloom Now」を開催します。春に行われてきた本企画セールは、現代における多様な表現を紹介する場として親しまれてきました。「Bloom Now」というタイトルが示す通り、いまこの瞬間に花開く創造性に光を当て、新たな出会いと発見をもたらします。時代を超えて受け継がれてきた名品が出揃う「Modern Legacy」と、現在進行形の表現が集う「Bloom Now」が交差する3月のオークションは、未だかつてない立体的な構成として立ち現われ、アートの歴史とその「今」を見つめ直す機会となるでしょう。

■先行下見会実施概要
「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th&21st Century Masters」先行下見会
 日時:2026年1月29日(木)-1月31日(土)
 会場:ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階)

■オークション実施概要
「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th&21st Century Masters」
 オークション:
 日時:2026年3月14日(土)
 会場:東京国際フォーラム ホールD5(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
 下見会:
 日時:2026年3月12日(木)-3月14日(土)
 会場:東京国際フォーラム ホールD7 (〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
 参加方法:会場、電話、書面、またはオンライン入札
 オークション進行の視聴:YouTube Streaming

「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」
 オークション:
 日時:2026年3月15日(日)
 会場:東京国際フォーラム ホールD5(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
 下見会:
 日時:2026年3月12日(木)-3月14日(土)
 会場: 東京国際フォーラム ホールD1(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
 参加方法:会場、電話、書面、またはオンライン入札
 オークション進行の視聴:YouTube Streaming

■SBIアートオークションとは

20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。(※)2025年1月現在

■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
購入方法詳細

■今後のオークションスケジュール(予定)
「第79回SBIアートオークション|LIVE STREAM AUCTION」
開催日:2026年 4月10日(金)、11日(土)
「第80回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」
開催日:2026年5月22日(金)、23日(土)

■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。
会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日

ホームページ
Instagram
※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。

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PRESS - 2025.12.22

「過去最高のロット数、落札率平均90%超を維持」 2025年の活動を振り返るレポートを公開

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2025年12月22日(月)に、2025年の活動を振り返るレポートをウェブサイト上で公開いたしました。
2025年、引き続きマーケットの調整局面の中にありながらも、当社は計7回のオークションを開催し、国内コレクター基盤の拡充と多様な新規参加者層の取り込みを通じて、出品ロット数は2,577点(前年比約8%増)と過去最高を更新、落札総額約39.8億円、落札率90.9%、来場者数5,081人を記録いたしました。

本レポートでは、世界的な動向と日本市場の文脈を踏まえつつ、主要KPIと通年実績、オークションを彩ったハイライトロットの紹介を通じて、当社の2025年のオークション事業を振り返ります。

■2025年レポート
【目次】
はじめに
サマリー
開催概要と実績
ハイライトロット
2026年上半期スケジュール
【公開日】
2025年12月22日(月)
【掲載場所】
当社ウェブサイト:https://www.sbiartauction.co.jp/news/article/127

■SBIアートオークションとは

20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。(※)2025年1月現在

■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
購入方法詳細

■今後のオークションスケジュール(予定)
第76回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art
開催日:2026年1月24日(土)、25日(日)

第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters
開催日:2026年3月14日(土)

第78回SBIアートオークション|Bloom Now
開催日:2026年3月15日(日)

■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。

会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日

ホームページ
Instagram
※当社ウェブサイトを装ったなりすましにご注意ください。

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PRESS - 2025.12.22

Report

過去のレポートをご覧いただけます。



2025年
サマリー
・過去最多のロット数2,577点を記録、総落札額は39.8億円
・落札率90.9%、厚みを増した国内コレクター基盤が調整局面の中で際立つ成約力の高さに寄与
・日本戦後作家や海外著名作家など、美術の文脈上重要でマーケットでも定評のある作家・質の高い作品群に注目が集まった



レポート全文(PDF)



2024年
サマリー
・2024年の総落札額は60.1億円を記録し、当社の歴代実績において2位となる好成績を記録
・年間を通じて開催した7回のオークションすべてにおいて90%以上という卓越した落札率を達成し、安定した成約力を実証
・当社オークション史上初めて、単一作品の落札価格が2億円を超える記録を樹立し、特に草間彌生作品においては、質・量ともに充実した出品が相次ぎ、セールス全体を大きく牽引
・落札額ベースでの国内外比率がほぼ同等となり、海外コレクターの強い購買意欲が顕在化
・アートと異なるジャンルとのコラボレーションや、初の海外巡回下見会の実施など、革新的な施策に積極的に挑戦。新たな価値創造に向けた取り組みを展開



レポート全文(PDF)



2023年
サマリー
・計7回のオークションで落札総額は52.0億円、オークション事業開始以来歴代2位の成績。不安定な市況の中にあって、高水準の平均落札率を維持
・セール形式を問わず昨年並みの参加者数を記録。落札者の国際性の高さ、年代の幅広さも健在
・揺るぎない存在感を示す草間・村上・奈良の3作家に留まらず、日本の美術史を形作ってきた作品から、同時代の作品をひろくご紹介し、好評を博した


レポート全文(PDF)




2022年
サマリー
・前年比の1.5倍となる落札総額69.3億円を記録
・オンライン配信型セールが定着
・落札価格帯ボリュームゾーンの上昇変化
・若年層コレクターのプレゼンスの高まり


レポート全文(PDF)

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NEWS - 2025.12.22

医療空間に広がる「元気をもらえる」アートのまなざし——SBIメディック×SBI アートオークション「アート×ウェルビーイング」企画展示 

アートは、日々の中で何気なく心を和らげ、前向きな気持ちをもたらす存在として近年注目されています。医療空間においても、作品が視界に入ることで緊張感がほぐれ、空間全体に穏やかな印象をもたらすことが期待されています。

SBIウェルネスバンク株式会社(以下「SBIウェルネスバンク」)と、SBIアートオークション株式会社(以下「SBIアートオークション」)は、アートを通じたウェルビーイング向上を目指す共同企画「アート×ウェルビーイング」展示を実施します。「SBIメディック」に来院される皆さまに安心感と穏やかさをお届けすることを目指し、視覚的な明るさや親しみやすさを備えた作品を選定しました。自然に視線を向けたくなり、元気を感じていただけるような作品をご紹介いたします。

1.医療空間におけるアートの役割


<SBIメディック/特別診察室>

医療空間は、来院者が緊張や不安を感じやすい環境です。診療前の待ち時間や検査直前など、心が揺れやすい状況が連続する場面が続く中で、空間の在り方は心理状態に大きな影響を与えます。こうした環境下でアートが果たす役割は、単なる装飾にとどまらず、鑑賞者の感情にそっと寄り添う"視覚的な支え”として機能する点にあります。アートがもつ色彩やモチーフ、構図は、言葉以上に直接的に心へ作用します。鮮やかな色合いや穏やかな線の動きに触れることで、鑑賞者が自然と呼吸を整え、緊張がゆっくりとほぐれる瞬間を生むこともあります。本人の意識とは別のところで静かに起こるこうした心の動きは、医療空間の質を高める一要素となり得ます。

このようなアートの作用については、国内外で研究が進んでおり、世界保健機関(WHO)が2019年に発表した報告書では、芸術が心身の双方に寄与し得る可能性について、次のように述べられています。

“The findings demonstrated that the arts can potentially impact both mental and physical health.”
(邦訳:芸術は精神的健康と身体的健康の双方に影響を及ぼし得る。)
— WHO, 2019, What is the evidence on the role of the arts in improving health and well-being? A scoping review, Summary p. vii

また、同報告書では芸術が健康的な行動変容を促す可能性についても言及されています。

“There is promising preliminary evidence from individual observational studies that people who engage with the arts are more likely to lead healthier lives, including eating healthily and staying physically active, irrespective of their socioeconomic status and social capital.”
(邦訳:芸術に触れる人々は、社会経済的背景や社会的資本にかかわらず、健康的な食事や身体活動など、より健康的な生活を送る傾向があると示す予備的なエビデンスが報告されています。)
— WHO, 2019, What is the evidence on the role of the arts in improving health and well-being? A scoping review, p.16

鮮やかな色彩や親しみやすいモチーフに触れることで、鑑賞者が自然と前向きな気持ちに切り替わることがあるという指摘は、今回の企画の背景とも呼応するものとなります。

2.企画「アート×ウェルビーイング」について


<SBIメディック/内視鏡待機室>

本展示の作品選定にあたり、SBIアートオークションでは、2025年5月に開催した「第72回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」の会場にて「元気をもらえるアート」をテーマとした来場者アンケートを実施しました。実施期間は2025年5月21日(水)〜24日(土)の4日間。会場に設置したQRコードを読み取り、Microsoft Formsにアクセスする参加型形式で行い、109件の有効回答が集まりました。アンケートは、事前に選定した6点の作品と「その他」を選択肢とした1人1票の自由投票により構成し、来場者の率直な感覚を収集することを目的としました。結果を集計した作家別得票割合(参照:グラフ1「作家得票割合」)からは、得票の大小にかかわらず、一定の傾向が読み取れました。


グラフ1「作家得票割合」

自由記述を含む回答内容から抽出された主な傾向は、下記の三点です。
• カラフルで明快な色彩表現
• 親しみやすいモチーフやキャラクター性
• 軽やかでポジティブなイメージ構成

投票上位にはロッカクアヤコ、草間彌生、KAWSといった作家名が挙がりましたが、選定プロセスにおいては、得票結果のみならず、上記の視覚的傾向を含めた全体の分析を踏まえ、「自然と視線が向かい、明るい印象をもたらす」作品群を中心に構成しています。そのため、本展示では投票上位の作家に加え、同様に親しみやすい世界観を持つ奈良美智や、色彩と構図の軽快さが特徴的な村上隆の作品も紹介し、鑑賞者が心地よく作品へと向き合える展示構成を目指しました。また、展示と並行して来院者アンケートも実施し、アート鑑賞前後の気分の変化や印象に残った作品の傾向を分析し、今後の展示企画や医療空間づくりに活かしていく予定です。

3.作家・作品紹介

◆ 草間彌生(Yayoi Kusama)

<SBIメディック/内視鏡ラウンジ>

1929年長野県生まれ。草間彌生の作品は、幼少期の幻視体験を原点とし、水玉模様や網目模様を反復して用いた独自の表現で知られています。赤・黄・緑など鮮やかな色面に展開される連続的なモチーフは、“無限”や“生命の循環”といった普遍的なテーマを内包し、見る者を自然に画面へと引き込みます。また、鏡や光を取り入れたインスタレーションは、鑑賞者を包み込むような没入感を生み、その世界観を体感的に味わうことができます。本展示では、日常的なモチーフを描いた作品や、表情ゆたかな人物像が複数描かれた作品など、草間特有の幻想的なリズムと華やかさを併せ持つ作品群を紹介します。鮮烈な色彩と律動的な構図が響き合う画面には、生命感あふれる草間芸術の魅力が凝縮されています。

◆ 村上隆(Takashi Murakami)

<SBIメディック/待合室>

1962年東京都生まれ。村上隆は、日本美術に見られる平面的な表現と、アニメやマンガなどの大衆文化を接続した「スーパーフラット」理論を提唱し、国際的な評価を確立しました。遠近法を排したフラットな構成、明快な色彩、装飾性を兼ね備えた画面は、現代社会に対する批評性を含みながらも独自の美意識を形成しています。絵画・彫刻・ファッション・メディアアートなど多岐にわたる領域で活動し、作品ごとに異なるスケールと表現形式を自由に往還する点も特徴です。本展示では、花をモチーフとした華やかな作品を中心に紹介。祝祭的な雰囲気と緻密な構成が共存する村上作品は、鑑賞者に強い印象を残します。

◆ ロッカクアヤコ(Rokkaku Ayako)

<SBIメディック/内視鏡待機室>

1982年千葉県生まれ。ロッカクアヤコは、筆を使わず指や手のひらで絵の具を直接のばす独自の描画法を特徴とし、その即興性と大胆な動きが作品のリズムを形づくっています。夢のような少女像や花・動物が、鮮やかな色彩と勢いのある線で描かれ、画面には“手の動きの痕跡”がそのまま残るような生々しさと躍動感があります。描く行為そのものを作品へと昇華するような手法は、鑑賞者に作家のエネルギーが直接伝わる力強さを持っています。本展示では、象徴的な少女像を描いた作品を紹介し、ロッカクらしい伸びやかな世界観を味わうことができます。

◆ 奈良美智(Yoshitomo Nara)

<SBIメディック/内視鏡待機室>

1959年青森県生まれ。奈良美智は、大きな目や印象的な表情をもつ子どもや動物を主題に、無邪気さの奥に潜む強さや孤独、静かな感情を描き出す作品で知られています。鑑賞者は作品と向き合うなかで、内面の感情が自然と呼び起こされ、作品と静かに対話するような感覚が生まれます。本展示でも、奈良作品特有の静謐でありながら親しみやすさを感じる表情や姿勢が描かれ、鑑賞者を穏やかな余韻へ誘います。シンプルな構図の中に深みのある世界観が宿る点は、奈良作品の大きな魅力といえます。

◆ カウズ(KAWS / Brian Donnelly)

<SBIメディック/内視鏡ラウンジ>

1974年アメリカ・ニュージャージー州生まれ。KAWSは、ストリートアートを起点に、絵画・立体・大型インスタレーションなど幅広いジャンルで活動する現代アーティストです。独自のキャラクター表現、滑らかな線、鮮やかな色面、明快な輪郭線が組み合わさり、ポップアートの系譜に位置づけられる一方で、作品には独特の情緒が漂います。広告看板への加筆やタギングをきっかけに注目を集め、国際的な人気を確立した後も、常に新しい表現領域を開拓し続けています。本展示作品では、迫力ある構成や鮮烈な色彩、高い完成度によって、KAWSならではの世界観を体験できます。

◆ ミスター・ドゥードゥル(Mr Doodle)

<SBIメディック/特別診察室>

1994年イギリス・ケント生まれ。ミスター・ドゥードゥルは、下書きをせずに連続した線で画面を埋め尽くす“ドゥードゥル(落書き)”スタイルを特徴とし、ユーモアと躍動感に満ちた世界観を構築しています。キャラクターや記号が次々に連なりながら画面を埋めていく構成は、作家自身の言葉で“グラフィティ・スパゲッティ”と表現され、独特のリズムと楽しさが生まれます。本展示作品でも、モチーフが軽快に響き合い、ドゥードゥルらしいカラフルで自由な表現を味わうことができます。視線を動かすたびに新たな形が現れる作風は、幅広い鑑賞者に親しまれる要素を持っています。

◆ 東山魁夷(Kaii Higashiyama)

<SBIメディック/ラウンジ>

1908年横浜市生まれ。東山魁夷は、「東山ブルー」と称される深い青と緑の色調を特徴とし、静謐な風景描写を通じて独自の世界観を築いた日本画家です。東宮御所の壁画や唐招提寺御影堂の障壁画など数々の重要作品を手がけ、戦後日本画壇を代表する画家の一人として高い評価を受けています。
《春兆》(1988年)は、冬から春へと季節が移ろう瞬間をとらえた木版画で、淡く透き通る色彩が静かな息づかいを伝えます。繊細な筆致と澄んだ色調が調和した作品には、東山が追求した深い精神性が宿っています。

4.参考文献・脚注

【脚注1:WHO 2019 Report “What is the evidence on the role of the arts in improving health and well-being?”】
PDF:https://iris.who.int/server/api/core/bitstreams/e1cc8536-773d-446f-9822-8ae376f41415/content 
引用原文:
• “The findings demonstrated that the arts can potentially impact both mental and physical health.”(Summary p. vii)
• “There is promising preliminary evidence from individual observational studies that people who engage with the arts are more likely to lead healthier lives, including eating healthily and staying physically active, irrespective of their socioeconomic status and social capital.”(p.16)

【脚注2:WHO × Jameel Arts & Health Lab — The Lancet Global Series on the Health Benefits of the Arts (2023)】
https://www.who.int/news/item/25-09-2023-ground-breaking-research-series-on-health-benefits-of-the-arts
https://www.who.int/initiatives/arts-and-health
内容:非感染性疾患(NCDs)に対する芸術の潜在的効果、社会的処方、教育・医療・文化政策とのセクター横断的連携などを提示。
Topics include potential impacts on NCDs, social prescribing, and cross-sector collaboration across education, health care, and cultural policy.


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PRESS - 2025.12.11

「第76回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」 新年のまなざしをひらく近現代アート現在地

SBIアートオークション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:藤山友宏)は、2026年1月24日(土)および25日(日)に「第76回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」を開催いたします。

年の瀬が近づき、新しい季節の兆しが静かに訪れるなか、SBIアートオークションは2026年の最初を飾るアートイベントとして本オークションを開催いたします。新たな一年を迎える節目にふさわしく、本セールでは、近代美術の礎を築いた巨匠から、今日の表現領域を広げる俊英まで、多彩な創造を映し出す約500点の作品が一堂に揃います。静謐な緊張感を湛えた作品群が、鑑賞者のまなざしを次の一年へと導き、新たな出会いと発見の予兆をもたらします。

草間彌生の代表的なInfinity NetsシリーズからF50号のキャンヴァス作品が登場し、初期から一貫して追求してきた“反復”という行為が、画面全体へと静かに広がります。筆致が編み上げる網目は、見る距離によって表情を変え、画面が呼吸するような奥行きを生み出します。また、奈良美智《I’m Starved》(2001)は、2000年代初頭の特徴的な筆致によって、シンプルな構図の中に繊細な感情の揺らぎを湛えた作品です。「空腹」を意味するタイトルが与えられていながら、描かれた存在はどこか穏やかな表情を浮かべ、犬とも人とも判じがたい佇まいで静かにこちらを見つめています。

猪熊弦一郎の《地図と色》(1964)は、成熟期の自由な色面構成が楽しめる一作です。戦後日本のモダニズムを支えた猪熊の制作思想を象徴する、色彩の躍動と軽やかなリズムが画面全体に広がり、新年の晴れやかな空気と響き合います。

さらに、国際的なマーケットで存在感を放つアーティストの作品も登場します。井田幸昌《Jean-Michel Basquiat No.10》(2020)は、躍動的な筆致と濃密な色の重なりによって対象への敬意と対話を同時に示す作品で、井田特有の“存在の輪郭を探る”アプローチが強く感じられます。一方、今津景《Red Lines》(2021)は、イメージの層を重ねる独自の手法によって、写真・絵画・デジタルの境界を揺さぶる作品です。画面に潜む物語性が、現代ビジュアル文化の豊かさと複雑さを映し出します。

また、KAWSとブラジル人デザイナーのカンパーナ兄弟が共同で制作した《KAWS: Monster (Sofa)》(2019)は、アートピースでありながらプロダクトとしての機能を持つ稀有な存在です。キャラクター性と彫刻性、そして家具としての実用性が交差するこの作品は、現代アートが生活空間へ浸透する今日の潮流を象徴しています。

新しい季節を迎え、これからの一年をともに歩む作品を探すのにふさわしいラインナップです。アートコレクターの方はもちろん、初めてオークションに触れる方にも、作品と向き合う時間が新鮮な発見となるよう、本セールは幅広い魅力を備えています。下見会およびオークションを通じて、近現代アートの現在地とその多様な表情をご体感ください。

■実施概要
「第76回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」
オークション:
総出品数:504点(予定)
日時:2026年1月24日(土)午後12:00- /25日(日)午前11:00-
会場:ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階)

下見会:
日時:2026年1月21日(水)-1月25日(日)
会場:ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階)

参加方法:
会場、電話、書面、またはオンライン入札

オークション進行の視聴:
YouTube Streaming

■SBIアートオークションとは


20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介する公開型オークションです。登録顧客の国籍は63か国、落札総額の約5割を海外顧客の落札が占める(※)など、国内随一の国際性を誇ります。日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内オークションへの出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。(※)2025年1月現在

■オークション参加について
オークションは売却額を競り上げる方式で行われます。
初めて参加くださるお客様には、事前の登録をお願いしております。
オークションで作品を購入する方法の詳細は、以下のページでご確認いただけます。
購入方法詳細

■今後のオークションスケジュール(予定)
・「第77回SBIアートオークション|Modern Legacy: An Important Japanese Collection of 20th & 21st Century Masters/Bloom Now」
 開催日:2026年3月14日(土)

・「第78回SBIアートオークション|Bloom Now」
 開催日:2026年3月15日(日)

・「第79回SBIアートオークション|Live Stream Auction」
 開催日:2026年 4月10日(金)、11日(土)

■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。

会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日

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